桃太郎 は 盗人 な のか。 「桃太郎は盗人。鬼は悪くない」 200冊読み比べた小6が本を出版 椎名誠さんも絶賛(東京すくすく)

「桃太郎は盗人。鬼は悪くない」 200冊読み比べた小6が本を出版 椎名誠さんも絶賛(東京すくすく)

桃太郎 は 盗人 な のか

こんにちは、本が大好きな Yomoca よもかです。 桃太郎伝説といえば、岡山県岡山市、愛知県犬山市、香川県高松市と山梨県大月市に伝わる伝説があるが、絵本や物語になった桃太郎も、実に多彩なバリエーションがあったりします。 本を読むことの楽しさはいろいろあるけれど、ひとつのストーリーが時代や著者によってどのように変化していくのかを読み比べてみると、常識として知っていたはずのこととは、全く違う世界が見えてきたりする。 昨日まで正義の味方だと思っていたヒーローが、見方によっては悪い盗人になったりする!という事例があったので紹介します。 まずは、 公益財団法人 図書館振興財団という図書館の利用を推進することを目的とした非営利団体があります。 そこが毎年「図書館を使った調べる学習コンクール」を開催しており、単に本を読んで感想文を書くというレベルではなく、図書館の様々な本=文献を調査しながら、調べことをし問題を解決するその取り組みを募集し、賞を出しているコンクールです。 どんぶらこって流れてきた桃から生まれたから桃太郎でしょう。 犬、猿、キジを家来して、鬼ヶ島に鬼退治にいって、村人から盗んでいった宝物を取り返してきたんでしょう〜。 めでたしめでたしじゃないですか。 っておもうよね、誰も。 でも実はそうじゃないみたいなんだ。 まずは 『空からのぞいた桃太郎』 影山徹/岩崎書店 まずここからみえてくるのは、誰もが知っている桃太郎を空からみると意外な姿が見えてくる〜というモノの見方を変えてみることの大切さ。 古くは福澤諭吉、芥川龍之介、池澤夏樹、高畑勲の四人が「桃太郎はおかしい!」と指摘している。 桃太郎が鬼が島に行ったのは、鬼の宝を取りに行くためだったということです。 けしからぬことではないですか。 宝の持ち主は鬼です。 鬼の物である宝を意味もなく取りに行くとは、桃太郎は盗人ともいえる悪者です。 ・・・ただ欲のためにしたことで、ひれつ千万なことです。 (福澤諭吉:「童蒙おしえ草 ひびのおしえ」) おや? 桃太郎は鬼ヶ島の征伐を思い立った。 思い立ったわけは、おじいさんおばあさんのように山だの川だの畑などへ仕事に出るのがいやだったせいである。 桃太郎は罪のない鬼に建国以来の恐ろしさを与えた。 鬼は、「あなた様にどういう無礼を致したのやら、とんと合点が参りません」と質問した。 (芥川龍之介全集「桃太郎」より) おや、おや? 一方的な征伐の話だ。 鬼は最初から鬼と規定されているのであって、桃太郎一族に害をなしたわけではない。 この話には侵略戦争の思想以外のものは何もない。 (池澤夏樹:「母なる自然のおっぱい」より) あれあれ〜 以下は「よもか」が追加 「桃太郎」は攻めてきたり人さらいや略奪にきたりする連中を土地の人が撃退する話ではなく、日本一の幟をかかげ、陣羽織に鉢巻という軍装をして、懲らしめに鬼ヶ島に赴くわけです。 このような昔話は世界的に見ても、おそらく稀有なものではないでしょうか。 しかも、日本でも「桃太郎」以外にはそんな民話・昔話はなく、伝説として『大江山の酒呑童子』の話があるだけです。 どうやら桃太郎は普通の民話に出てくる庶民ではなく、酒呑童子をやっつける源頼光たちと同じ武士らしいことが分かります。 船の調達だって大変でしょう。 なのに、そういう特殊な「桃太郎」が、今なお日本を代表する昔話・民話になっていることは、まことに「唖然」とすべきことだと私は思います。 (高畑勲『熱風』2015年2月号 特別収録) あれあれあれ・・・・・・ ということで、いきなり雲行きが怪しくなってきました。 桃太郎は侵略者?!なのかな? ということで、よつばさんはいろいろな桃太郎の本を読み較べることになりました。 まずは近くの図書館で18冊の桃太郎の本を読んで比較 さらに岐阜県図書館に桃太郎の読み比べ絵本74冊あるということで、袖ヶ浦から不岐阜県まででかけて74冊を読み比べ。 さらにさらに、江戸時代の赤本の「桃太郎」にたどりつき、国立国会図書館のデジタルコレクションをさがし、多摩図書館をさがし、入手できたのはよいけれどくずし字(にょろにょろ文字)なので読めず……こんどは袖ヶ浦郷土博物館の学芸員さんに解読をお願いし…と、すごい調査能力のよつばさん! そこで、さらにすごいのが、よつばさんは「桃太郎の罪」を暴くことよりも、そこからみえてくる「鬼の正体」に関心をもって調べていたことがわかります。 桃太郎の本を読み較べるなかで、江戸、明治、大正、昭和、平成……そして令和と、誰もが知っているはずの昔話なのに、こんなに描き方が時代によって変わり、人によっても変わっていくことを知ることができたということです。

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桃太郎は、悪者!?

桃太郎 は 盗人 な のか

この記事では桃太郎の先の話について紹介しています。 多くの方が知っている桃太郎の話には続きがありました。 調べてみると色々と面白いことがわかりました 昔話は世界中にいろいろな話がありますね。 ハッピーエンドの話から悲しい終わり方のする話まで様々です。 中には子ども向けにストーリーが書き換えられているものもあり、書き換えられたものが本当のストーリーと思っている人も多いですし、僕もそんな話はあると思います。 その中でも特に有名なのは「桃太郎」 桃太郎は鬼ヶ島に鬼退治した後は、おじいさんとおばあさんと仲良く暮らしたといったストーリーですが、その後はどうなったのか? 今回は、桃太郎のその後の話について調べてみました。 スポンサーリンク 桃太郎後日噺(1777年) 桃太郎元服姿(1779年) 桃太郎再駈(1784年) それぞれ紹介します。 桃太郎後日噺(1777年) 鬼ヶ島での鬼討伐後の話です。 桃太郎が宝物と家来の犬猿キジと、心優しい白鬼を連れて帰りました。 その後、桃太郎は16歳になり元服(成人を示すための儀式)し、白鬼も元服しました。 猿も真似をして元服します。 下女(メイドさんのような人)の「おふく」に猿が言いよるが、ことごとく断られます。 そんな中、白鬼と下女は恋に落ち、深い仲になります。 ですが当時、奉公人同士の恋愛は禁止なので、これは咎められる行為だったそうです。 それを見ていた猿が、奉公人同士が深い仲になっている桃太郎に告げ口するものの、桃太郎は恋が叶わないという理由で告げ口をした猿も同罪にしました。 そして、桃太郎は3名にお金を与えて追い出しました(昔の言い回しで「暇を出す」というものですね) 暇を出されたものの、白鬼とおふくは結ばれ夫婦になり、お店を出して幸せに暮らします。 おふく怖い…! 鬼女姫と、大蛇になったおふくに追われた白鬼は田舎寺に逃げ込みますが、鬼女姫は、夫を殺そうとするおふくを止める事が出来ず、自害します。 そこで、桃太郎が登場して、おふくを斬り殺し、鬼女姫と手を組んだ猿も踏み殺してしまう。 と、ここで話が終わっています。 桃太郎の話というより、桃太郎の家来と周辺の人間関係をメインに話を進めていました。 ドロドロの恋愛ストーリーで、昼ドラっぽい内容です(笑) 鬼というより、人が角を生やして蛇になるあたり怖いですね。 今でも浮気をしたり男がだらしないことで、女性が鬼になるといったケースはあるでしょうか(笑) 「人間の怒りや憎しみの頂点=鬼」 として考えられていたのではと推測もあるようです。 桃太郎元服姿(1779年) これも鬼ヶ島の鬼討伐後の話です。 桃太郎に宝を取られた鬼ヶ島で鬼たちは、宝を取り戻す計画がなされました。 そこで、方法として「おきよ」という、美人のミス鬼ヶ島が桃太郎のところに行き油断させて宝を取り返すという計画を立てます。 早速、おきよは桃太郎のところに行き、桃太郎と接触することに成功するも、おきよは桃太郎と恋に落ちるという展開に。 またもや昼ドラ(笑) そして、桃太郎の女房になりましたが、その事実は、作戦の結果に待ちかねて様子を見に来た鬼により発覚。 桃太郎を殺すと鬼が言うので、おきよは耐えきれず自害します。 おきよのことを知った桃太郎は、それ以降鬼退治をしなくなりました。 これも恋愛沙汰で、昔の人も恋愛がらみの話が好きだったということでしょうか。 ですが、明らかに大人向けな内容です。 ただ、これは鬼目線な話であり、桃太郎は鬼から宝を持って帰ったかもしれませんが、鬼からしたら「奪われた」と解釈する事が出来ます。 村人から奪った物なら、「取り返した」になりますが、そうでないなら強盗です。 正義の名の下に強盗をしても良いのかという疑問が出てきます。 堕落してますね それを気に病んだ桃太郎は、戦利品の偽物を作ってもらい、使い物にならなくなったと両親に嘘をつきました。 そして、両親にはまた鬼ヶ島に行くといって旅たちました。 実際には桃太郎は悪友のススメで吉原(風俗街)へ行くことに。 途中で犬、猿、キジのような太鼓持ちと出会います。 そして太鼓持ちと一緒に吉原を目指します。 そして「その花」という遊女(風俗嬢)を気に入り、身代金(遊女になる際にかけられた借金)を桃太郎が払い、村に帰ります。 帰った後、2代目桃太郎が生まれ、桃太郎一族はますます栄えました。 というお話です。 途中までは良い話でしたが、吉原に行くあたりから途中から崩れましたね(笑) 悪友が見事に話の流れをぶち壊しました(笑) 時代背景を考えると現代とはズレがある ただ、時代背景を解説すると、遊女の中には読み書きやそろばんが出来るなど、優秀な遊女も多かったので、商人が見受けをして妻にするケースもあったそうです。 要は優秀な人を妻にしようという、一種の婚活と考えることもできそうですね なので、当時、嫁探し目的で吉原に行ったりするケースがあると考えると、この話の桃太郎もそのつもりだったのかもしれません。 なんせ、両親の行動を気に病むくらいですからこの話の桃太郎は両親はあったはず。 吉原でどのくらい遊んだかはわかりませんが、嫁探しの可能性だとするなら、最終的には「一族繁栄」の話になります。 悪友の吉原への誘いも、真面目に生きようと嫁をもらって家族を作ろうという真面目な話かもしれません。 もしそうなら、今までの恋愛ドロドロ話ではなく、ホームドラマな話になっています。 ただ、ややパロディー化した部分もあるようなので、漫画のようなエンターテイメント性があったかもしれません。 続編はこんな感じですが、そもそも• 桃太郎の本当の話は?• そもそも桃太郎自体、本当に自分が知っている話なのか? と思ったので、それについても調べてみました。 スポンサーリンク 桃太郎は桃から生まれていない そもそも桃太郎は 桃から生まれていないとも言われています。 桃太郎の話自体の原型は室町時代の話で、江戸時代に出版され広まったようです。 主流は明治の初期まで 「川から流れてきた桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんの間に生まれたのが桃太郎」 という話だったそうです。 桃が昔から貴重で、邪気を払い、不老不死の力を当たえる霊薬となる果実とされていました。 なので、不老長寿の効果があると言われてきたそうです。 そのため、「若返り」という話が生まれたのかもしれません。 今の話になったのは1887年に国定教科書に採用されたことがきっかけで、 「桃から生まれた」 としたのは、 「若返った2人から桃太郎が生まれたのはなぜか?」 といった、子どもに教えるには困る質問を避けるためだそうです。 いつの時代も、この手の子供の質問には困っていたんですね(笑) 他にもこのような話もあったそうです。 川から若い娘が流れてきて、その娘から生まれたのが桃太郎• 赤と白、2つの箱のうち、選んだ赤い方の箱から桃太郎が出てきた• 桃を食べたおじいさんの生まれ変わりが桃太郎• 花見に行った時に拾った桃から誕生• 桃の木から川に落ちて拾った桃から誕生 桃太郎女の子説? 香川県高松市鬼無町では桃太郎が女の子だった、とする話があるそうです。 桃を食べ、若返ったおじいさんとおばあさんに子どもができるまでは同じです。 その子どもが男の子のように元気のいい女の子が生まれ、それがあまりに可愛いので鬼にさらわれないよう桃太郎と名づけ育てました、というストーリーもあります。 スポンサーリンク 桃太郎の性格 おそらく、多く知られている桃太郎の性格は 「働き者」「真面目」 などという良いイメージだと思います。 ですが、中には 「力持ちで大きな体に育つが怠け者で寝てばかり」 「乱暴者で親の手伝いをしない怠け者」 という場合もあるそうです。 鬼退治も 人々を苦しめている鬼を懲らしめる目的(自主的、能動的) 村やお殿様に言われたのが理由(受動的) という真っ二つに内容が分かれています。 悪い方のイメージなら、全くやる気のないヤツですね。 脱力系主人公としてやれば、今のアニメで通用するかも(笑) 桃太郎のお供はもともと人間? 桃太郎のお供といえば「犬・猿・キジ」ですね。 これはそれぞれ、 居ぬ 去る 帰じ と字を当てられたそうです。 当時日本では、生まれた子供を育てる環境がないことから、子どもを川に流す「間引き」という風習があったそうです。 川から流れてきた桃から生まれた桃太郎。 これは間引きされた子どもを意味しているそうです。 そして、 いない 去った 帰らない という間引きを連想させる言葉になっています。 このことから、間引きされた命を成仏させようという気持ちがあったのではないかという説があります。 ですが、この由来は明治時代からで、途中設定されたもののようですので後付けの理由かもしれません。 鬼と桃太郎の由来 そしてもう1つ、鬼は 牛の角 虎の皮 をつけています。 鬼のパンツは虎柄ですよね。 これは干支でいう 「丑寅(うしとら)」という鬼門の方位です。 これと反対の「裏鬼門」は桃太郎とされ、そこから時計回りの干支が 申(さる) 酉(とり) 戌(いぬ) だったことから、家来がこの3匹になったという話もあります。 そして、今はこの干支の説が有力だそうです。 お宝は誰のもの? 宝は誰のものか描かれていません。 基本的に桃太郎側の視点での勧善懲悪(かんぜんちょうあく:善を勧めて、悪を懲らしめる)物語となっています。 「鬼=悪い」というイメージがあるので、 「鬼の宝=悪いことをして得た宝」 という暗黙の了解があるかもしれませんが、そうでないなら桃太郎は強盗になります。 あの1万円札の福澤諭吉も、この桃太郎の話を出し「盗人」と悪者扱いし、自分の子どもに日々渡した家訓の「ひゞのをしへ」の中で桃太郎を非難しています。

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「桃太郎は盗人なのか? ~『桃太郎』から考える鬼の正体~」より

桃太郎 は 盗人 な のか

実は私この話知ってました。 前も書いたけど、都市伝説的なものが好きで、個人的に勉強してます。 桃から生まれた桃太郎ってなってるけど、実は不思議な桃の実を食べて、精力のついたおじいさんが、ムラムラしてできた子供が「桃太郎」 桃太郎はただのワガママで、自分の力を試したいために、普通に鬼ヶ島で静かに暮らしていた鬼にケンカを売りに行ったとか。 鬼ヶ島で奪った宝でその後、贅沢三昧に暮らした。 って江戸時代の桃太郎の話には書いてあるんです。 静かに暮らしていた鬼たちにケンカを売りに行ったんですから、ただのヤカラです。 でね、著者の小学生が言うんです。 江戸時代までは、普通に暮らしていたと書かれている鬼を、悪者に描かないといけなくなったのは、時代背景があると思うって この小学生ただものではない! 時は大西洋戦争。 悪者を倒しに行く桃太郎を正義として、軍国主義をあおったのだと思います。 と言ってました。 節分で「鬼は外、福は内」って言わない地域も紹介されてました。 「鬼は外、福は内」ってこれもみんなで言うことで、敵と味方という概念を刷り込まれているんです。 もっとすごい話もあります こんな風に、私たちが知っている話は事実が捻じ曲げられて、思い込んでいる話って多いんです。 現代は、常識がどんどん変わってきている時代に入りました。 昭和、平成、令和、時代の役割も大きく変わってきました。 刷り込まれた常識はもう必要じゃないものっていっぱいあるはず。 今日、桃太郎の話を解説してくれる5年生の話を聞きながら、本質を見抜くって年齢じゃないなって、またまた実感しました。 大人ももっと頑張ろう! いつまで多数決で生きる? 疑わずに信じて、それに従っている方が楽ですよね。 疑って、信じてたものが違ってたら、ショックだし、めんどくさい。 ずっと乗っていた船を「その乗っている船、沈むぞ!」って 見たこともない船に乗っている人から言われたとします。 今までずっと乗ってきて、なんともなかった船。 そんな船が沈むわけない!って思いますよね。 でも、その新しい船に乗っている人は、その船はもう耐久性がなくなっているってことを知ってます。 でも、 まさかこの船が沈むわけないと思う人 大勢の人が沈まないと言っているから大丈夫だと思う人 なんとなく気付いているけど、言い出せないでいる人。 そんな人たちはそのまま船に乗り続けます。 大人になると、今までの延長線上に安心を感じ、変化することに不安を感じます。 でも地球は日々変化しているのだから、現状維持って停滞してるんです。 今、もし、やりたいことがあるけど、いろんな事情で諦めている。 もう年だからな…なんて思ってやりたいことを我慢している。 もし、そんな人がいるなら、自分の本質を見たくないのかもしれないです。 ねじ曲げられた、価値観が刷り込まれているかもです。 本質がわかるって年齢は関係ないのなら、いい年の私が本質を見抜いていなくても恥ずかしいことでなはなかった。 そう、気付いた「桃太郎」の話でした。

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