蓬莱 の 玉 の 枝。 竹取物語『蓬莱の玉の枝』 わかりやすい現代語訳・解説 その3 / 古文 by 走るメロス

『竹取物語』の原文・現代語訳7

蓬莱 の 玉 の 枝

「竹取物語:蓬莱の玉の枝」の要点とは• 求婚を迫る皇子を諦めさせるべく、かぐや姫は無理難題を出す• 皇子は頭を使って乗り越えようとするが、失敗に終わる 「竹取物語:蓬莱の玉の枝」の登場人物• くらもちの皇子• かぐや姫 「竹取物語:蓬莱の玉の枝」の重要な場面• 玉の枝をとりにいくと言ったくらもちの皇子は、隠れ家にこもって職人に玉の枝を作らせた• 職人が玉の枝を作った褒美をねだったので、ニセモノだとばれてしまった 「竹取物語:蓬莱の玉の枝」の内容要約 くらもちの皇子は「玉の枝をとりにいく」と告げ、仕えの者を連れて出ていきました。 しかし皇子は出ていったと見せかけただけで、三日ほどで帰ってきたのです。 皇子は、あらかじめ用意してあった隠れ家に職人を六名呼び寄せ、自分もそこにこもって玉の枝を作りました。 そして、完成した玉の枝を難波へ運び、船で帰ってきたように見せかけました。 多くの人が迎えにきて、「本当に持ち帰ってきた!」と騒ぎ立てました。 皇子が帰ってきたことを聞いたかぐや姫は、皇子をあきらめさせることができず負けてしまったことを嘆きました。 そうしていると、皇子に雇われていた職人たちが翁の家に押しかけてきました。 そしてなんと「玉の枝を作った報酬がほしい」と訴えてきたのです。 かぐや姫が、職人たちの差し出した手紙を見てみると、「皇子から玉の枝を作るように言われたが、これはかぐや姫が求めていたものだと聞いたので翁に報酬をもらいたい」と書いてありました。 かぐや姫は、皇子が玉の枝に添えた歌に「本物かと思えばうその言葉で飾られていた」と返し、そして皇子は夜になってこっそりと出ていってしまいました。 参考 東京書籍『教科書ガイド国語総合(古典編)』.

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「竹取物語:蓬莱の玉の枝」3分で理解できる予習用要点整理

蓬莱 の 玉 の 枝

「竹取物語:蓬莱の玉の枝(くらもちの皇子は〜)〜前編〜」の現代語訳 くらもちの皇子 みこは、心たばかりある人にて、朝廷 おほやけには、「筑紫 つくしの国に湯浴みにまからむ。 」とて暇 いとま申して、かぐや姫の家には、「玉の枝取りになむまかる。 」と言はせて、下り給 たまふに、仕 つかうまつるべき人々、みな難波 なにはまで御 おほん送りしける。 くらもちの皇子は、計略にたけた人で、朝廷には、「筑紫国に湯治に参ろうと思います。 」と言って休暇を願い出て、かぐや姫の家には、「玉の枝を取りに(蓬莱山へ)参ります。 」と(使者に)言わせて、都から地方へ向かっていらっしゃるので、お仕え申し上げるはずの人たちは、みんな(皇子を)難波までお送りした。 皇子、「いと忍びて。 」とのたまはせて、人もあまた率 ゐておはしまさず。 皇子は、「きわめて秘密裏に(行くつもりだ)。 」とおっしゃって、(お供の)人も数多くは連れていらっしゃらない。 近 ちかう仕うまつる限りして出 いで給ひぬ。 そば近くお仕え申し上げる者だけとともにご出発になった。 御送りの人々、見奉り送りて帰りぬ。 お送りの人々は、(皇子を)お見送り申し上げて(都へ)帰った。 「おはしましぬ。 」と、人には見え給ひて、三日 みかばかりありて漕 こぎ帰り給ひぬ。 (皇子は)「(船で遠方に)おいでになってしまわれた。 」と、(世間の)人には見せかけなさって、三日ほどだって(難波に)漕ぎ帰りなさった。 かねて、事みな仰せたりければ、その時、一の宝なりける鍛冶匠 かじたくみ六人を召し取りて、たはやすく人寄り来まじき家を作りて、竈 かまどを三重 みへにしこめて、匠らを入れ給ひつつ、皇子も同じ所に籠もり給ひて、領 しらせ給ひたる限り十六所 じふろくそをかみに、蔵をあげて、玉の枝を作り給ふ。 (皇子は)あらかじめ、なすべきことを全てお命じになっていたので、その当事、随一の宝であった鋳物の工匠六人をお呼び寄せになって、容易に人が近寄ってくることができそうもない家を作って、竈の囲いを三重に築いて、工匠たちをお入れになり、皇子も同じ所にお籠もりになって、領有なさっている十六か所の荘園(からの収入)をはじめ、蔵の全財産を投じて、玉の枝をお作りになる。 かぐや姫ののたまふやうに違 たがはず作り出でつ。 (工匠たちは)かぐや姫のおっしゃるように(少しも)違わず(玉の枝を)作り上げた。 いとかしこくたばかりて、難波にみそかに持て出でぬ。 とても巧みに計略をめぐらして、(玉の枝を)難波にこっそり持ち出した。 「船に乗りて帰り来にけり。 」と、殿に告げやりて、いといたく苦しがりたるさましてゐ給へり。 (皇子は)「船に乗って帰ってきた。 」と、(わざわざ自分の)邸に知らせてやって、たいそうひどく苦しそうな様子で(難波に)とどまっていらっしゃった。 迎へに、人多く参りたり。 (やがて皇子を)迎えに、人が大勢参上した。 玉の枝をば長櫃 ながびつに入れて、物おほひて持ちて参る。 玉の枝を長櫃に入れて、物で覆って(都へ)持って参る。 いつか聞きけむ、「くらもちの皇子は優曇華 うどんげの花持ちて上り給へり。 」とののしりけり。 いつ聞いたのだろうか、「くらもちの皇子は優曇華の花を持って(都へ)お上りになった。 」と(世間の人々が)騒ぎ立てた。 これを、かぐや姫聞きて、我はこの皇子に負けぬべしと、胸つぶれて思ひけり。 これを、かぐや姫が聞いて、私はこの皇子にきっと負けてしまうだろうと、(不安で)胸が苦しくなりながら思った。 皇子は翁の家を訪れ、約束の玉の枝に和歌を添えて差し出す。 翁 おきなは皇子を信じて疑わず、かぐや姫の嘆きをよそに早速結婚の準備に取りかかった。 皇子は、危難に遭いながらも蓬莱の山で玉の枝を入手した旅の経緯を、もっともらしく語った。 翁は皇子の労苦をねぎらう歌を詠み、皇子はこれに返歌した。 蓬莱 古代中国で、東方海上にあって、仙人が住むとされていた伝説上の島。 長櫃 蓋の付いた長方形の大きな木の箱。 優曇華の花 仏典によれば、三千年に一度咲くという珍しくめでたい花。 出典 竹取物語 参考 「国語総合(古典編)」東京書籍 「教科書ガイド国語総合(古典編)東京書籍版」あすとろ出版.

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『竹取物語』の原文・現代語訳7

蓬莱 の 玉 の 枝

くらもちの皇子は、心たばかりある人にて、公には、 くらもちの皇子は心の中に策略がある人なので、朝廷には 「筑紫の国に湯あみにまからむ」 「筑紫の国に湯治に参ります。 」 とていとま申して、かぐや姫の家には、 といって休暇を申し出て、かぐや姫の家には 「玉の枝取りになむまかる」 「蓬莱の枝を取りに行って参ります。 」 と言はせて下りたまふに、 と使者に言わせてお出かけになろうとするので、 仕うまつるべき人々皆 難波まで御送りしけり。 皇子、 皇子にお仕えする人々は皆、難波までお見送りに行ったのでした。 皇子は 「いと忍びて」 「お忍びなので」 とのたまはせて、 とおっしゃり 人もあまた率ておはしまさず、 お供の人をそんなに多くはお連れにならずに、 近う仕うまつる限りして出でたまひぬ。 身近にお仕えする人たちだけを連れてお出かけになられました。 御送りの人々見奉り送りて帰りぬ。 お見送りにきた人々は、皇子をお見送りしてから帰っていきました。 「おはしぬ」 「行ってしまわれた。 」 と人には見えたまひて、 と人々には見せかけて、 三日ばかりありて漕ぎ帰りたまひぬ。 三日ほどして、難波に漕ぎ戻っていらっしゃいました。 かねてこと皆仰せたりければ、 (皇子は)あらかじめ、やることをすべて命じていらっしゃったので、 その時一の宝なりける鍛冶匠六人を召し取りて、 その当時、宝とされるほど技術の高い鍛冶匠を6人呼び寄せて、 たはやすく人寄りて来まじき家を造りて、 簡単に近寄ることのできない家を作り、 かまどを三重にしこめて、 かまどを3重にこしらえて、 匠らを入れたまひつつ、 その中に鍛冶匠たちをいれました。 皇子も同じ所にこもりたまひて、 皇子もその中にお入りになって、 しらせたまひたる限り十六所を、 お治めになっている16の土地をはじめ、 かみに蔵をあけて、玉の枝を作りたまふ。 蔵の財産をつぎこんで玉の枝をお作りになりました。 かぐや姫のたまふやうにたがはす作りいでつ。 かぐや姫がおっしゃっていたのと全く違わないようにお作りになりました。 いとかしこくたばかりて、 とてもうまくたくらんで、 難波にみそかに持ていでぬ。 玉の枝を難波までこっそりと運んだのです。 「舟に乗りて帰り来にけり」 「船に乗って帰ってきました。 」 と殿に告げやりて、 と屋敷に告げて、 いといたく苦しがりたるさましてゐたまへり。 (自分は)たいそう疲れていらっしゃる様子をしていました。 迎へに人多く参りたり。 多くの人が迎えにやってきましたが、 玉の枝をば長櫃(ながひつ)に入れて、 玉の枝は長櫃にいれて、 物おほひて持ちて参る。 物で覆って持っていらっしゃいました。 いつか聞きけむ、 人々はどこから聞いたのでしょうか、 「くらもちの皇子は優曇華(うどんげ)の花持ちて上りたまへり」 「くらもちの皇子は、優曇華の花を持って帰っていらっしゃった。 」 とののしりけり。 と騒ぎたてました。 これをかぐや姫聞きて、 これを聞いたかぐや姫は、 われは皇子に負けぬべしと、 「私は皇子に負けてしまうだろう」と思って、 胸うちつぶれて思ひけり。 胸がひどく痛んで心配しているのでした。 While ZATTA strives to keep content on this Site updated, accurate and complete, ZATTA will not be responsible for any damage or loss related to the accuracy, completeness or timeliness of the content provided on this Site. The content provided on this Site is intended for informational purposes only. ZATTA assumes no responsibility or liability for any actions taken as a result of using this Site, or for errors or omissions in content.

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