いとおかし 漢字。 『いとおかし』の意味って5つもあるのですか?

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いとおかし 漢字

全体がしっかりしていて、形が変わらない。 外部からの影響を受けない。 頑な(かたくな)であること。 物や気持ちがしっかりしていて、外部の影響・意見で変わることがない。 そういった「かたさ」が、固いにはあるんですね。 また固いの 反対語には、次のものがあります。 緩い(ゆるい)• 柔らかい• 軟らかい 「緩い」は、水分などを含んで柔らかい状態であるということ。 また張りがなく隙間などが存在する、寛大であるという意味もあります。 ちなみに「柔らかい」と「軟らかい」の違いは、対象となる物の「かたさ」によるもの。 一度変形しても自然に戻るなら「柔らかい」• 変形すると自然には戻らない場合は「軟らかい」 を使用します。 また物事の考え方に対しては、「柔らかい」を使います。 堅いとは? 堅いには、次の 意味があります。 中身が充実していて、しっかりしている。 品質などがしっかりしていて、確実である。 しっかりした性質をもつ、人や物。 「しっかりしている」とは、物事の基本が安定している様子を表す言葉。 また人柄・考え方が安定していて、信用出来る人という意味もあります。 これらを合わせて、 人柄や品質が安定していて確実性がある状態を「堅い」と表現。 物理的な頑丈さもありますが、安定感と安心感がある状態を表しているんですよ。 ちなみに堅いの 反対語は、次の3つ。 脆い(もろい)• 柔らかい• 軟らかい 「脆い」は、崩れやすい・壊れやすいという意味の言葉。 考え方や品質に安定性がなく、すぐに形を保てなくなってしまう事を表しています。 硬いとは? 硬いには、次の 意味があります。 材質が密になっていて、形が変わることがない様子。 ぎこちなく、こわばっている。 かたくるしい。 「固い」の意味と似ていますが、硬いは 力強くあって影響を受けない状態。 一方で人の心持ちを表す場合は、 未熟・不慣れであることを表現しています。 そんな硬いの 反対語は、次の2つ。 柔らかい• 軟らかい 硬いでは、こちらの2つのみが反対語となりますね。 固い・堅い・硬いの違い、まとめ 固い・堅い・硬いの 違いを簡単にまとめると次の通りです。 「かたい」 意味 固い• 全体がしっかりしていて、外部の影響を受けない• 気持ちが頑なである。 反対語は、 緩い・柔らかい・軟らかい 堅い• 品質・性質がしっかりしていて、安定性があること• 反対語は、 脆い・柔らかい・軟らかい 硬い• 材質が密で、形が変わることがない• 特に人の場合、ぎこちない状態やこわばっている様子• 反対語は、 柔らかい・軟らかい 意味が似ていて迷いがちですが、わかりにくい時は、反対語(緩い・脆いの違い)の特徴を思い浮かべるといいですね。

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ちはやぶるの意味は? ちはやふるとは違いますか?

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「いとおかし」の意味とは? 「いとおかし」は「大きな感動」の意味を示す 「いとおかし」は「いと」と「おかし」に分けられます。 「いと」は物事の程度や大きさを表す語で、「とても(大きい)」「非常に(大きい)」という意味があります。 「いと+おかし」で大きな感動を受けたことを表現します。 「おかし」は、現代語の訳として、「趣が深い」「興味深い」「見事だ」「かわいい」などのさまざまな意味に訳されます。 いずれの場合も、強く心を動かされた物事に対しての、肯定的で大きな感動の気持ちを伝えます。 「いとおかし」は平安時代の感性を表す古語 「いとおかし」とは、平安時代に書かれた『枕草子』などに用いられている古語「いとをかし」を、現代語仮名遣いで表記しなおした表現です。 現代文では使わない表現で、古文を現代語で表すときに使われます。 「いとおかし(いとをかし)」は、平安時代の日本人の感性を表す言葉で、さまざまな意味を持ちます。 明るい人生賛歌や知的な美の概念を表現します。 しみじみとした情緒「もののあわれ」を表すもう一つの古語「あわれ」とともに、平安時代の人々の物事に対するきめ細やかな感性を示す表現です。 「いとおかし」はひらがなの言葉で「漢字」は無い 平安時代の文学は平仮名を中心とする和文で綴られました。 そのため、漢字はありません。 「いとおかし」の古語の類語と現代語での類語 感動を表す古語の類語は「あはれ」 「おかし(をかし)」と同じく、感動の気持ちを表す古語に「あわれ(あはれ)」があります。 おかしの文学は『枕草子』が代表ですが、あわれの文学の代表は紫式部の『源氏物語』だと言われています。 「あわれ」とは、しみじみとした趣が湧き上がってくる気持ちを表す言葉です。 「もののあわれ」とも呼ばれ、明るい感情の「おかし」に比べて無常観を含むのが特徴です。 どちらの言葉も平安時代の人々の繊細な感性を表す言葉で、最古の日本文学の根底を支える日本独自の思想であるといえます。 現代語の類語は「素敵」「かわいい」「素晴らしい」 清少納言の『枕草子』は、現代風に言えばユーモアを交えたエッセイだと言えます。 作者の美に対する感受性が土台になっており、心が大きく動かされたときに「いとおかし」を用いています。 現代語で近い表現として「すごく素敵」や「すごくかわいい」「素晴らしい」などを当てることができます。 特に「かわいい」は、現代の女性がさまざまな感情を表す言葉として使われており、多彩な感動の気持ちを表現した「おかし」に通じるものがあります。 さらにくだけた表現としては、「わくわく」「やばい」「超やばい」をあててもよいかもしれません。 『枕草子』での「いとおかし」の訳語と例文 現代語訳では「とても趣がある」と訳されることが多い 平安時代の清少納言の随筆『枕草子(まくらのそうし)』は、「おかし」の文学とも称されます。 『枕草子』は、一条天皇の皇后定子に仕えた清少納言が、日々の生活の中で起こる出来事を、優れた知性と感性で明るい気持ちでとらえ、洗練されたユーモアを交えて記した現代で言うところの「エッセイ」です。 『枕草子』は、多くの現代語への翻訳がされていますが、「いとおかし」の表現は「とても趣がある」と訳されることが多いようです。 しかし近年は、自由な現代語への翻訳も行われており、翻訳者の感性によってさまざまに表現されています。 『枕草子』の原文と訳文例を紹介 『枕草子』の中で、「いとおかし(いとをかし)」が使われている箇所の原文と現代語での訳文例を紹介します。 原文: 秋は夕暮れ。 夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。 まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。 日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。 現代語訳例 秋は夕暮れがよいですね。 夕日が今にも山の稜線に沈もうという頃、カラスがねぐらへ帰ろうと、三つ四つ、二つ三つなど思い思いに急ぐそんなことが、心に染み入ります。 まして、雁などが列を連ねて飛んでいくのが遥か遠くに小さく見えるのは、とても趣があります。 すっかり日が落ちると、風の音や虫の音などが様々に音を奏で、またこれも言葉に尽くせないほどに美しいものです。 まとめ 「いとおかし」とは、古語「いとおかし」を現代語仮名遣いで表した言葉です。 意味としては、「とても趣がある」と訳されることが多いですが、ゆかいな驚きの気持ちや、爽快な気分、ワクワクする気持ちなど、前向きな様々な感情を表します。 現代の女性の使う言葉にあてはめるなら、「(すごく)かわいい」「(すごく)素敵」が最も近い表現かもしれません。 なお、「おかし」の意味は中世以降に変化して、滑稽な意味での「おかしい」という言葉ができたということです。

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中学生の古文 「をかし(おかし)」と「あはれ」の違い|極上の受験勉強法

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『いとをかし』『いとあはれ』の意味と使い方について紹介していきます。 平安時代の文学においては、「をかし」と「(ものの)あはれ」が重要な概念とされています。 「をかし」は明るく知性的な美と言われるのに対し、「もののあはれ」はしみじみとした情緒の美と表現されます。 平安時代の文学の代表として『源氏物語』や『枕草子』があります。 これらの文学において、「をかし」と「(ものの)あはれ」は重用な概念とされています。 『源氏物語』は「あはれ」の文学であり、『枕草子』は「をかし」の文学であると言われ、「をかし」は明るく知性的な情緒と言われるのに対し、「あはれ」はしみじみとした情緒と表現されます。 また、「をかし」と「あはれ」にはたくさんの意味があることをご存知でしょうか? ここでは、 ・いとおかしの「いと」の意味 ・「をかし」の意味 ・「あはれ」の意味 ・「をかし」と「あはれ」の違い についてご紹介しますので、復習も兼ねてぜひ覚えてください! また、清少納言の「枕草子ー春はあけぼの」と紫式部の「源氏物語」の原文と口語訳も載せていますので、古文の学習の参考にしてください。 いとおかしの「いと」の意味 『いとをかし』『いとあはれ』は、『いと+をかし』『いと+あはれ』にわけられ、 『いと』、『をかし』、『あはれ』にはそれぞれ意味があります。 「いと」というのは副詞にあたり、強調するための意味を持ち、次のような意味があります。 非常に、とても、大変 「をかし」に対して「とても・すごく」と、「おかし」の意味を強調するために使われます。 それほどでも、たいして(打ち消す言葉を付け加えて) 打ち消す言葉を加えることで「それほどでもない」という表現になります。 これは英語で言うところに『very』と同様に考えるとわかりやすいでしょう。 『いと』の意味一覧 原文 意味 いと とても 非常に すごく 誠に 実に 大変かも 大いに 大変 ひどく あまり …ではない 全然 …でない それほど …でもない) 十分に まったく まさに 「いと」の例 例えば 「源氏物語」の一番最初の章 「桐壷」に、次の文章があります。 いとやんごとなき際にはあらぬがすぐれて時めき給ふありけり。 現代語にすると、次のようになります。 それほど高貴でない身分の方で、特に帝の寵愛を受ける女性がおりました。 ここでの「いと」は、「いとやんごとなき」の部分。 打ち消す言葉は「際にはあらぬが」の、「あらぬが」の部分。 「それほど高貴な方ではない」と、女性の身分が低いということを表しているんですね。 2つの意味があるので、続く言葉に注意して意味を確認しましょう。 『をかし』の意味 『いとをかし』は「おかし」とも書かれることがありますが、現代語仮名遣いで表記した語「をかし』と書くのが正しい書き方のようです。 『をかし』は、平安時代の美的理念の1つで、興味が引かれて面白い、美しくて心が引かれる、素敵だ等々のたくさんの意味を持ちます。 現代の言葉でいうと「おかしい」「すごい」「美しい」「見事な」などのたくさんの意味が含まれているます。 『をかし』の意味一覧 原文 意味 をかし 趣(おもむき)がある 風情がある おもしろ 興味がある 美しい 愛らしい かわいい 素晴らしい おかしい すごい 見事な こっけいな いいな 素敵だ 可愛らしい いとおしい 「いとおかし」を使った歌の原文/訳 「美しい、きれいな、愛らしい」を使った表現 『源氏物語 若紫』 けづることをうるさがり給 たま へど、をかしの御髪や 【現代語訳】 髪をとかすのを嫌がるけれど、美しい御髪ですね 「すばらしい、優れた、見事な」を使った表現 『更級日記 大納言殿の姫君』 笛をいとをかしく吹き澄まして、過ぎぬなり 【現代語訳】 笛をとても見事に吹き鳴らして、立ち去ってしまったようだ 「趣(おもむき)がある・風情がある」を使った表現 『枕草子 春はあけぼの』 また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし 【現代語訳】 また、ただ一つ二つと、かすかに光って飛んでいるのも趣がある 「興味がある」を使った表現 『徒然草』 また、野分の朝 あした こそをかしけれ 【現代語訳】 また、大風の翌日は興味深いものがある 「おかしい・こっけいな」を使った表現 『今昔物語集』 妻、をかしと思ひて、笑ひてやみにけり 【現代語訳】 妻は「こっけいだ」と思って、笑って 夫を責めるのを やめてしまった 「あはれ」という言葉 「あはれ」は「しみじみとした趣、寂しさ、悲しさ、愛情、情け」というようなとても感動的であるさまを表す語です。 現代語でいうところの「あわれ」は「かわいそう」の意味ですが、古文の「あはれ」にも、かわいそうの意味がありますが、しみじみとした趣という意味がほとんどです。 素晴らしいと思う、感動する、かわいそうに思う、悲しい、恋をする、美しい など、これらは全部「あはれ」の訳です。 あはれは、文脈に合わせて訳すことができる単語です。 また、「あはれ」の文学で代表的な作品は紫式部の恋愛小説「源氏物語」です。 恋愛ということですので、心が強く動く表現として「あはれ」という言葉を多用するのも納得できます。 『あはれ』の意味一覧 原文 意味 あはれ しみじみとした思いだ。 趣深く感じる。 悲しい しみじみと心打たれる。 すばらしい。 恋しい、いとしい どうしようもなく悲しい。 身につまされて悲しい。 もの寂しく、心引かれる。 かわいそうだ。 気の毒だ。 しみじみとかわいい。 いとしい。 尊く、ありがたい。 「あはれ」を使った歌の原文/訳 「しみじみとした趣」を使った表現 『徒然草』 もののあはれは秋こそまされと人ごとに言ふめれど、それもさるものにて、いまひときは心も浮き立つものは、春の気色にこそあめれ」 【現代語訳】 しみじみとした趣は秋がすぐれているとだれもが言うようだけれど、それももっともなこととして、さらにいちだんと心がうきうきするものは、春の景色であるようだ。 しみじみとした思いを使った表現 『枕草子』 蜘蛛(くも)の巣のこぼれ残りたるに、雨のかかりたるが、白き玉を貫きたるやうなるこそ、いみじうあはれにをかしけれ 【現代語訳】 蜘蛛の巣が壊れずに残っているところに、雨が降りかかったのが、白い玉を(糸で)貫いたようであるのは、なんともしみじみとした思いで興味深い。 「しみじみと心打たれる。 すばらしい。 」を使った表現 『徒然草』 かくてもあられけるよとあはれに見るほどに 【現代語訳】 このような(寂しい)ありさまでも住んでいられたのだなあとしみじみと心打たれて見ているうちに。 どうしようもなく悲しい。 身につまされて悲しい。 を使った表現 『源氏物語 若紫』 いとはかなうものし給(たま)ふこそ、あはれにうしろめたけれ 【現代語訳】 とても幼くていらっしゃるのが、どうしようもなく悲しく気がかりだ。 もの寂しく、心引かれる。 を使った表現 『徒然草』 あやしき家に夕顔の白く見えて、蚊遣(かや)り火ふすぶるもあはれなり 【現代語訳】 粗末な家(の塀)に夕顔の花が白く見えて、そして蚊遣り火がくすぶっているのももの寂しく心引かれる。 『かわいそうだ。 気の毒だ。 』を使った表現 『枕草子』 得たるはいとよし、得ずなりぬるこそいとあはれなれ 【現代語訳】 (思いどおり官職を)得たのは大変よいが、(官職を)得ないでしまったのは、ひどく気の毒である。 『しみじみとかわいい。 いとしい。 』 を使った表現 『更級日記 大納言殿の姫君』 例の猫にはあらず、聞き知り顔にあはれなり 【現代語訳】 普通の猫のようではなく、(人の言うことを)聞き分けるようでしみじみとかわいい。 『をかし』と『あはれ』の違い 平安時代の文学においては、「をかし」と 「もののあはれ」は、どちらの言葉も「趣がある」と訳されることがあるので似ていますが、本質的には違った概念です。 「をかし」は落ち着いた明るい性質の優美、「あはれ」の「しみじみとした趣」というのは、もっと深く、心に響くような、心に残るような、強い感情をあらわしています。 「をかし」の代表である清少納言の「枕草子」では「 趣がある、風情がある」と訳されることが多く、現代でも同じように認識している人が多いです。 一般的には 「いとをかし」=「非常に趣がある」=「とてもおもしろい」 と訳されます。 一方、紫式部「源氏物語」で多用される「あはれ」は 「あはれ」=「しみじみとした趣、寂しさ、悲しさ、愛情、情け」 同じ時代の「をかし」と比べると、優美にかかわる点など類似した面をもつ一方、「をかし」の明るい、軽い、ライトな性質に対して 「あはれ」は哀感を伴う、重たい感じ のように考えるといいでしょう 受験で出てくるのは、「いとおかし」「もののあはれ」 どちらも 「趣がある」 の意味だけど、違いは、 「いとおかし」 : 「明るく知的な美に対して趣きがあること」 「もののあはれ」: 「しみじみと情緒的な美に対して趣きがあること」 となります。 まとめ 「をかし」とは、平安時代の『枕草子』などで多くみられる、美に対する感嘆、称賛などを明るい感じで表わす言葉です。 そして 「もののあはれ」は「源氏物語」などで多くみられる、 しみじみとした情緒の美と言われるように心に響くような気持ちを表現する時に使う言葉と言うことでした。 どちらのことばも『趣がある』で統一されていますが、文脈によって様々な意味があり、様々な解釈ができるということがわかりました。 これらを知っていると、古文を学ぶときに、理解が深まりそうですね。

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