かにかま。 小腹がすいたら、すきまがあいたら ちくわ、ときどきかにかま。 オレンジページ大人気付録シリーズ

カニカマ

かにかま

より本物に近づけた高級タイプ かにかま ( 蟹蒲 )とは、 かにかまぼこ(蟹蒲鉾)ので 、・・・などを蟹()の身に似せて作られた(かまぼこ)である。 実際には、主な原料はである。 名としては " crab stick"、" imitation crab meat"、" seafood stick" などがある。 では表記上の都合で「 カニカマ」とで記されることも多い。 かにぼこ(蟹鉾)という別名も見られる。 インターネット上には かに棒(かにぼう、 蟹棒)という別名も散見されるが、これは本物の「蟹棒(蟹脚の名の一つ)」と区別できず、問題がある。 前半の日本で開発され 、比較的早期から欧米諸国にも普及している。 概要 [ ] この種の製品の名称は、の品質表示基準によれば「 風味かまぼこ」または「 風味かまぼこ(かに風味)」と記載することができるが、実際にはカニ肉は入っておらず、海外でに加工されて冷凍すり身として輸入されたを主原料とする場合が多い。 冷凍すり身を急速に解凍し、もう一度冷凍すると、カニの足と同じような繊維ができる。 すり身に含まれた水分が、一定の方向に向かって流れるようにすると、よりカニに似る。 最外層の赤色はの食用色素である天然の(紅麹色素)、、色素などで、カニの香りと味は、同じくの(フレーバー)とカニ抽出物(かに)でつけられている。 や店などで見かける大量生産型のカニ風味かまぼこは、切れ目を入れたシート状のかまぼこを、ロール状に巻くことで製造しているものが多い。 また、近年はの本物志向や高級志向もあるため、本物のカニ肉が使用されたカニカマも少数ながら見受けられる。 、と合わせて「の食品の三大発明」と呼ばれることもある。 歴史 [ ] スギヨの「香り箱」 発明 [ ] 「カニカマ」の発明については幾つかの説がある。 スギヨ説 の水産加工メーカーであるは、(47年)に、着色・着香した蒲鉾を細く裁断した商品である「珍味かまぼこ・かにあし」を発売したのが最初と主張している。 スギヨの三代目社長が、から取れるで人工を作ろうとしていたところ、その失敗作がカニの食感に似ていることに気づき、人工カニ肉の製作を思いつく(の溶液は溶液に入れるとする性質があり、人造も同じ製法で作られている)。 試行錯誤の末、「珍味かまぼこ・かにあし」を開発し発売したものの、「インチキじゃないか! 」などとスギヨに苦情が寄せられた。 しかし、杉野はこの消費者の声を逆手にとり「カニのようでカニでない」とので、あくまでも「アイディア商品」として全国に広告宣伝活動と販売を行った。 このカニカマ誕生の話は(19年)、の『』の中でも紹介された。 ちなみに、「珍味かまぼこ・かにあし」は、取り出されたカニの身のような蒲鉾が、パックの中に入れられていた。 大崎水産説 現在のの漁師町であるの蒲鉾屋を発祥とする大崎水産が「カニカマの元祖」とする文献もある。 大崎水産も自社が「カニカマの元祖」としている。 の・はカニカマの特集で、大崎水産を「カニカマの元祖」として紹介した。 大崎水産の創業者・大崎信一から家業を継いだ息子の大崎勝一は、珍味蒲鉾を数多く開発したが、その一つに、かに肉を詰めたをから出した魚肉で巻く「かに胡瓜」という製品があった。 この「かに胡瓜」の製造工程で魚肉にカニの汁が混ざり、これがカニにそっくりの味がし、これをソバ状にしてそれを束ねて締め付ければ、カニ足肉のように、筋目のついたものができるのではないかと考案。 (昭和49年)に商品化し、棒状のカニ風味カマボコ「カニスチック」を発売した。 これが今日もっとも一般的な形状である「カニカマ」である。 (平成25年)に大崎誠一は、後援、主催の「食品産業功労賞」を 「カニカマ」発明普及貢献・「世界食」海外開拓の貢献者として受賞している。 「カニスチック」を発売直後にから「カニがほとんど入っていないのに、カニを名乗るのはまかりならん。 カニの絵もダメ」とお叱りを受け 、「フィッシュスチック」という商品名に変更した。 発売と同時に「魚肉製品の製造方法及び同装置」という出願をしている。 最初は手作業であったが、各人の手の強弱も違うので製品が不揃いだった。 そこで機械の開発を進めたが、なかなか上手くいかず。 ソバ状の魚肉を自動的に結束する機械の完成は(昭和51年)だった。 他社のフレーク状のカニ肉もどきは、この頃から売れ始めたが、大崎水産の「フィッシュスチック」は売り上げが伸びず、1976年の売り上げは5億円だった。 しかし(昭和53年)から、売り上げが異常に伸び、この年が売り上げ10億円。 (昭和58年)の売り上げは40億円に達した。 それにつれて、同業他社も、このスチック状のカニ風味カマボコ製品にワッと飛びつき、(昭和58年)には50社を超える業者がカニカマを生産するようになった。 カニカマはカマボコメーカーにとっても的な商品だった。 (昭和56年)9月に、先の大崎水産の出願が公報で公告され、特許が降りる見通しが強まってから、業界内がギクシャクし始め、業者や機械メーカーから数件の異議申し立てがに出され、特許が降りなかった。 カマボコ業界の集まりである全国蒲鉾水産加工協同組合連合会(通称・全カマ)は、1982年(昭和57年)6月に「カニ足蒲鉾特許問題協議会」を発足させ大崎水産と交渉を重ねた。 大崎水産を始め、多くの業者が早くから海外市場にもカニカマの売り込みを図り、1983年(昭和58年)の海外輸出は1万5000トン以上を記録した。 「カニ足蒲鉾特許問題協議会」は「カマボコが大量に輸出されたなんて、神武以来の快挙なんです。 外国でもカマボコになじみができたのは、今後の業界にとっても大きな財産です。 もとを作った大崎さんの功績を讃えるのは当然です」と話した。 加えて、にが林立するほどのになって1981年(昭和56年)6月頃から、爆発的に売れ始め、その後、でも売れ始めた。 総合考察 [ ] 以上、カニカマの発祥について諸説あるが、以下の点についての認識の混乱、混同があるものと推測される。 カニカマは総括的な名称であり、その領域に以下のものを含むことが正しい理解への入り口である。 カニ肉を魚肉に混合してカマボコ化したもの(マルハ説:カニ肉混合カマボコ)• カマボコ板状物の一辺を赤く着色しマッチ棒状に刻んだもの(スギヨ説:刻みカマボコ)• カマボコ薄状板を麺線上に切り出し、繊維状カマボコを整列した状態で包装したもの(大崎水産説:スティック状カマボコ)• 現在、世界的にそして日本国内においても圧倒的に多量に販売されているのはc. のスティック状カマボコである。 よって、製品の名称に関わる意味に限定して「カニカマ」の元祖を語る場合は、現在最も多く量産販売され続けている広島市の大崎水産株式会社が元祖と言えるであろう。 機械製造 [ ] 大崎水産からカニカマの機械製造を許可された の食品機械メーカーであるが(昭和54年)に カニ風味蒲鉾製造機を開発し 、機械による大量生産が可能となった。 には海外への販売も開始し 、後述する世界的な普及のきっかけとなった。 製品発売年表 [ ]• (47年) - 「珍味かまぼこ・かにあし」発売(きざみタイプ)• (昭和49年)9月 - 「フィッシュスチック(発売当初は「かにスチック」)」発売(スティックタイプ)• (昭和54年)6月 - 「オホーツク」発売(スティックタイプ)• (昭和55年) - 「かに爪風かまぼこ」発売(かに爪風)• (昭和56年) - 「アラスカ」発売(かに足肉風)• (2年) - スギヨ「ロイヤルカリブ」発売(かに足肉風)• (平成8年)3月 - 「したらば」発売(タラバ足肉風)• (平成15年) - 大崎水産「マリンクイーン」発売(ズワイ足肉風)• (平成17年) - スギヨ「香り箱(関西地区では「かにちゃいまっせ」)」発売(カニに非常に似せたズワイ足肉風) 世界での普及 [ ] カニカマは世界各地で安値で食べられるなどのトッピングとして広がり、水産加工メーカーとしてはいち早くヨーロッパ、アメリカ合衆国に進出を果たしたのマリーンを足掛けに、日本から多く輸出された。 しかし、(EU)、アメリカの水産食品製造施設への導入により、対応できる日本の企業が限定されること、現地生産の増加 、等の影響で輸入冷凍すり身が高騰したことなどから輸出は減少傾向となり、現在、海外では製のものが多く流通している。 EU、アメリカでは肉より魚を好む傾向が強くなり、日本食ブームが追い風となって、世界の消費量は拡大、カニカマを指す「スリミ 」という単語も定着している。 ではこのスリミと野菜類を普通の(バゲット)よりも柔らかい食感のスエードワ(風パン)で挟んだものを「スウェーデン風サンドウィッチ」と称して街のパン屋などで広く売られている。 またアメリカには"KANI"という商品名のカニカマも存在しており、スシバーなどでは蟹を意味するcrabに対して、kaniと言えばカニカマのことを指すという誤った用法が定着している地域もある。 2015年1月時点で、日本での消費量は年間5万。 世界では50万トン消費されている。 一番消費量が多いのがヨーロッパ地域で、1位:フランス、2位:スペインである。 世界一の生産国はで、同国のビチュナイ社が、カニカマのシェアNo. 1である。 に工場があり、ヨーロッパ各国へカニカマを輸出している。 では日本から技術導入した工場が現地製造している。 また、本物のカニが安価に手に入るやでも、代用品としてではなくカニカマ自体が人気食品となり 、鍋やの具として一般化している。 1990年代初頭の中国のホテル等ではジンの香りのすると和えて珍しい一品として食べられた。 タイではカニカマは寿司の具、の一種としても認識され、タイ資本の日本料理店では刺身盛りの中にも登場し、寿司の具でも定番人気となっている。 もちろん本物のカニでないことはタイ人も知っているが、ごく普通にシーフードの一種として扱われ、スーパーマーケットでも必ず魚売り場に置かれている。 アイスボックスを使った「カニカマボックス」を設置する店も多く、国民食として定着している。 ずわい天 [ ] ずわい天(ずわいてん)はカニカマの派生商品で、『』「ニッポンの縁日屋台 2017夏」(2017年(平成29年)8月3日放送回)によれば 、平成時代末期の日本のなどので売られるようになり、次第に販売地域を広げている人気商品である。 蟹の身を混ぜた魚のすり身(蒲鉾)を 、大振りなの蟹脚の身に似せた形に整えてに挿し、おもて面だけにを塗り、販売直前に170の調理油で1分ほどした後、で焼き目を付けたもの。 蟹のすり身がたっぷりと入っていて贅沢な味わいが売りで、そのまま蟹の風味を楽しむ食べ方と、を乗せて食べる方法がある。 2017年(平成29年)夏の時点でを中心に全国17都道府県で売られている。 特によく知られているものとしての常設店がある。 関連商品 [ ] 類似の商品として「 えびかま」と「 ほたて風味かまぼこ( 焼ほたて風味かまぼこ)」があるが、風味付けをした商品も本物のすり身を使っている商品も同じ名称を使っていて、名前のみでの区別は不可能である。 それでも基本的には、エビカマはカニカマ同様、蒲鉾(魚のすり身)にの風味を付けたもの、ホタテ風味カマボコは、蒲鉾(魚のすり身)に焼きほたて(焼いた)の風味を付けたものである。 脚注 [ ] []• 『デジタル』. 2019年5月4日閲覧。 檜木正博, 「」『年次大会』 2012年 2012巻, セッションID:W003003, p. 魚の国のしあわせ(公式ウェブサイト). 2019年5月4日閲覧。 スギヨ. 2014年11月24日閲覧。 檜木正博, 「」『年次大会』 2012年 2012巻, セッションID:W003003, p. 173-176• 2013年11月6日. の2015年12月27日時点におけるアーカイブ。 2015年12月27日閲覧。 TSSテレビ新広島• -p15• New Food Industry 2016. vol. 58 1 p. 89~94、小谷明司• 『日本技術士会中国本部会報』No. 12 平成28年9月1日 p. 13-19、小谷明司• 「国際情報 世界最大級のカニカマ工場 リトアニア 」『JAS情報』第41巻第11号、日本農林規格協会、2006年11月、 28-30頁、。 「食品 ナホトカでカニカマを : 日本製機械がロシアで活躍」『ボストーク通信 : ロシアの週刊経済情報誌』第979号、JSN、2013年1月、 2-3頁、。 フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 5』講談社、2004年。 2020. 宇都宮由佳「」『一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集』69回大会(2017)セッションID: P-055、日本家政学会、2017年、 169頁、 :、。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 外部リンク [ ]• 辻雅司「カニ風味蒲鉾の開発・製品革新とカニカマ産業の確立」『食品経済研究』第30号、日本大学生物資源科学部食品経済学科、2002年3月、 17-38頁、 、。 中田正則「技あり! トップ企業 第58回 ヤナギヤ 食品加工機械などの設計・製造・販売・メンテナンス 欧州で大人気 「カニではありません」と書くカニカマ製造機」『Fole』第157号、みずほ総合研究所、2015年10月、 38-40頁、 、。 この項目は、・に関連した です。 などしてくださる()。

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