人間 椅子 和嶋。 「苦しみを楽しめ!」 人間椅子・和嶋慎治の屈折人生を支えた光

人間椅子が愛車で登場!? バイク愛も込められたニューアルバム制作秘話ぶっこみインタビュー!

人間 椅子 和嶋

人間椅子・和嶋慎治氏による、楽曲解説連載、題して「神々の椅子」! これを読めば、楽曲世界の背景がくっきりと……またはさらに複雑に……なるだろう。 今回は 「異端者の悲しみ」と 「光へワッショイ」をワンダラーたちに捧げよう。 文=和嶋慎治(人間椅子) 現実不適合者=ワンダラー 自分は何か使命があってこの世に生を受けた気がする。 僕もその一人です。 世の中にちぐはぐ感を持っているのだから、はっきりいってしまえば社会不適合者ですが、スピリチュアル系ではそんな絶望的な呼び方はしません。 ワンダラーといいます。 今回はワンダラーのお話を。 最初にワンダラーの概念を提示したのは、UFO現象草創期に活躍した ジョージ・ハント・ウィリアムソン。 アダムスキーが金星人と会見した際、現場に同行していたことで有名な方ですね。 あの金星人の足型、それをスケッチしたのが彼でもあります。 彼は、ウィジャボード、モールス信号などで、太陽系の各異星人とコンタクトを取りました。 水星人のアクター、天王星人のアグファ・アッファ、木星人のアンカー22、冥王星人のアートク……ワンダラーの概念は、アクターがウィリアムソンに伝えたといいます。 当時は 「塩漬けにしたリンゴ」と比喩的にいわれていました。 宇宙人は地球に援助の手を差し伸べるために、志願した者たちを種子をまくように地球に生まれ変わらせることにしました。 ですが種子ですから育つものもあれば腐ってしまうものもあります。 「塩漬けにしたリンゴ」とは、そういう意味です。 やがてウィリアムソンは塩漬けリンゴのことを 放浪者(ワンダラー)と呼称するようになりますが、この言葉をより一般的に広めたのが、 スコット・マンデルカー博士です。 博士は、ワンダラーの使命を人類がアセンションするための手助け、と具体的に位置づけました。 博士がにらむところのアセンションの年、2012年が過ぎてからはさっぱり著作が出なくなりましたが……。

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【本の紹介】屈折くん 和嶋慎治(人間椅子)

人間 椅子 和嶋

人間椅子の3人が自身の愛車とともに登場だーッ! 3ピースバンド人間椅子が10月4日に20枚目のオリジナルアルバム『異次元からの咆哮』をリリース。 バラエティ豊かな楽曲陣が並ぶ同アルバムの中で、『耳マン』が注目したのは『地獄のヘビーライダー』。 地獄のバイクで悪者を踏み潰し天罰を食らわす……といった歌詞の内容が印象的で、疾走感&重厚感たっぷりのサウンドが迫力満点な楽曲です。 ここでしか見られないド渋いお写真と一緒に、ぜひお楽しみください! ——今回は『地獄からの咆哮』収録曲の『地獄のヘビーライダー』にちなんで、みなさんに愛車で集合していただきました。 さっそくそれぞれの愛車のご紹介をいただけますか? ノブさんからお願いします! ナカジマノブ(以下、ナカジマ):俺のはヤマハのTODAYっていう50ccのスクーターです! 和嶋慎治(以下、和嶋):ホンダのTODAYですよ(笑)! ナカジマ:あ、間違えたっ。 ヤマハじゃない、ホンダだ(笑)! 3年前くらいに中古で買いました。 和嶋:その前に乗ってたスズキのスクーターは速かったんだよね。 ナカジマ:レッツIIね! まだスピード制限が付いてなくて。 和嶋:(食い気味に)2スト(2ストロークエンジン)だったから、あれは速かったよ! ナカジマ:そうなんだよねぇ。 でも、俺スピードが出せると出しちゃうタチだから(笑)、出せないバイクのほうが……。 鈴木研一(以下、鈴木):安全面では良いのかもしれないよねぇ(笑)。 ——TODAYとの出会いは? ナカジマ:それがすっごい単純で、レッツIIに10年以上乗ってたんだけど、壊れて動かなくなっちゃって。 俺、スクーターは足代わりというかほぼ毎日実用的に使ってるんで、ないと困るんですよ。 それで新しいものを探してたら、自宅の近くのバイク屋さんの店頭に値段が付いてないTODAYが置いてあったの。 もしかしてこれ売ってるのかな?って思って店員さんに聞いたら、6万5,000円で売ってるって言われて。 激安じゃない? ——安いですねぇ。 ナカジマ:だけど「4万5,000円にならないですか?」って言ったら、その値段で売ってもらえたの(笑)! ——値切れたんですね(笑)! このバイクのどんなところがお気に入りですか? ナカジマ:やっぱり便利なところですね。 ちょっとヘルメットをかぶればすぐにどこにでも行けちゃうから。 あと、俺はスクーターの足元に楽器を置いて移動することが多いんだけど、TODAYは足元がフラットになってるから荷物が置きやすいですね。 スネアやペダルを積んで、衣装の入ったリュックなどの荷物を両肩に背負って、まるで軽トラックのように走るっていうのが俺のスタイルです! ——和嶋さんのバイクはいつから乗っているものなんですか? 和嶋:このバイクを買ったのは2016年の10月頃ですかねぇ。 その前までは、今ノブが言ってたみたいに、楽器を運ぶために荷物をガンガン積めるホンダのベンリィ110っていうスクーターに4年ほど乗っていたんです。 非常に便利でした。 その頃は鈴木くんも原付に乗っていて、練習のときはメンバー全員が原付に乗ってきてねぇ、おもしろかったんですよ。 鈴木:うんうん、そうだったねぇ。 和嶋:僕は学生の頃から40歳手前くらいまでミッション(マニュアル)車にずーっと乗ってたんです。 だけど、ちょっと貧乏になったりバイクを盗まれたりして、10年くらいミッション車から離れてたんですよ。 それで、去年自伝(2017年1月に発売した『屈折くん』)の取材をしていたときに、学生の頃の感覚を思い出すためにミッション車に乗りたいなぁと思って。 昔は馬力のあるヤマハのTZR250っていうレーサーレプリカ(ロードスポーツバイクの1ジャンル)に乗ってたんですけど、今度は手軽に扱える125ccのものを買おうと思って……すみません、僕バイク愛語ると長いんです(笑)! ——(笑)いくらでも語ってください! 和嶋:今のバイクってデザインがちょっと近代的になりすぎちゃって、すごいカウルとか付いてるし尖ってるんですよ。 僕は丸い感じの昔ながらのバイクが欲しくて、でも古いバイクはプレミアが付いて高価だったり修理代がかかるから、割と手頃な価格で昔っぽいデザインで排気量が少なくて……っていうものを探していたら、理想にピッタリなバイクに出会ったんです。 それが今日乗ってきた、スズキのライセンスで中国で作られているGN125Hです。 新車で買いました! ——おぉー。 赤い色にもこだわりがあるんですか? 和嶋:絶対赤い色にしたかったですね。 こういう鮮やかな赤い色は、今のバイクには珍しいので。 僕がよく使っているギターのギブソンSGもそうですけど、赤が好きみたいですね。 心がワクワクする色なんです! あの、あともうひとつバイクについて言うと、今のバイクは排ガス規制がかかっちゃって音も小さいし、キャブレターもなくなって、代わりにインジェクションっていう電子制御の装置が付いてるの。 でも、僕はキャブレターが付いているバイクに乗りたくてこれを買ったんです。 ガソリン臭いんですよ! 鈴木:……もう(話が)伝わってないですよ。 ナカジマ:俺にも伝わってないからね(笑)。 和嶋:(がっくりとしながら)あぁ〜。 伝わってないですか!? ちょっと環境に悪いんだけど、アクセルがリニアで排気量相応の馬力が出るバイクが欲しくて、これを買いました! ——鈴木さんは2017年2月に普通二輪免許(AT限定)の免許を取得されたそうですね。 その前からバイクには乗っていたんですか? 鈴木:僕は20年くらいずっとスズキのバーディー50に乗っていました。 和嶋:あった、あった! ナカジマ:あれ、そうだったんだ!? あっはっは! 鈴木:それから1回代替わりして、それでも20年ずっとカブ系に乗り続けてたんだけど、あまりにもスピード違反で切符を切られるもんだから嫌になっちゃって。 それで今年の2月にまず免許を取りまして、ずーっと欲しかったヤマハのマグザムというバイクをめでたく買ったわけですけど。 一時期はビッグスクーターの中で1番小さいようなホンダのPCXを買おうかとも思ってたんだけど、試験に1回落ちたりしてすんごい苦労して免許を取ったから、ちんまりしたものじゃなくやっぱり大きいものを買おうと思って。 和嶋くんに、「いやぁ〜どっちを買おうか迷ってる」って世間話をしたら、「やっぱり初期衝動が大事だ」って。 和嶋:僕はPCX推しですよ! あれ速いんですよ。 とは言え、欲しいものを買うべきだって言ったんだよね。 鈴木:それもそうだなぁと思って、1番最初に欲しいと思ってたマグザムを買いました。 和嶋くんはさっき「最近のバイクは形が尖ってる」って言ってたけど、僕は尖ってるバイクに乗りたかったんです。 ベースでもそうだけど、僕はカドがないと嫌なんですねぇ。 いやぁでも、2月に免許を取ってまだ半年くらいしか乗ってないので、新人ライダーですよ。 ——『異次元からの咆哮』では、そんな鈴木さんの作詞作曲による、バイクがモチーフの楽曲『地獄のヘビーライダー』という楽曲が収録されています。 イントロでは和嶋さんのギターでバイクの音が表現されていたり、曲中では実際のバイクのエンジン音も入っていますね。 鈴木くんのマグザムはビッグスクーターだけど、楽曲的にはミッション車のイメージがあったので、自分のバイクのエンジン音をスタジオの行き帰りにICレコーダーで録音したんです。 ナカジマ:バイクにガムテープでICレコーダーをくっ付けてね! 和嶋:そう、工夫してね。 それで意味もなくエンジンを空ぶかししたり無駄にシフトダウンしたりしながら(笑)スタジオに通って録音したんですけど、いざ録音してみた音を聴いてみたら少し迫力に欠けたんですよ。 だからそれは曲中に使おうってことで。 何かもっとおもしろい音を出せないかなぁと思案して、ギターでバイクの音を出そうと思いつきました。 オクターブ下の音が出るファズをかけてスライドギターで弾いてみたら、エンジンの回転が澱みなく上がっていく感じが出せて。 即興で思い付いたアイデアだったんですけど、それを入れたらバッチリになりましたね。 鈴木:録音したバイクの音とギターの音を比べたら断然後者のほうが良かったんです。 ——アルバム1曲目の『虚無の声』はYouTubeでMVも公開されています。 MVにはプロジェクションマッピングが取り入れられていますね。 実体がない儚いものだからこそ芸術っていうものは美しくみえるのかなぁ、と思ったりすることがあって、そういう想いも歌詞にしました。 その楽曲を映像化するときに、プロジェクションマッピングや3Dなど最新鋭の映像技術が得意な監督と出会ったんですね。 我々の思惑と監督のセンスが合致して、楽曲の世界観が上手く表現されているんじゃないかと思います。 ——3人が演奏している姿のバックに、炎と一緒に3人の顔が浮かび上がるシーンも印象的でした。 和嶋:あれは昼間に撮影した映像をその場で編集して、午後の演奏シーンの撮影でバックに流したんですよ。 すごいですよねぇ。 鈴木:(ハッとした表情で)あぁ、あの映像、あそこで使ったのか! ナカジマ:顔だけを撮った映像だよね? 鈴木:俺、あの顔だけの映像すごい良い画だと思ったんだけど、どこに使われてるのか気になってて。 バックに映してたんだ! 今やっとわかった! ナカジマ:ふふ(笑)! 演奏シーンでは演奏に集中したのもあってバックに映ってる映像が目に入らなかったよね。 出来上がったMVを観て初めて「あぁ、こうなってるんだ!」って驚きました。 ——10月31日からは『異次元からの咆哮』のリリースを記念した全国ツアーが始まります。 同アルバムでノブさんがボーカルを担当している唯一の楽曲『悪夢の添乗員』も披露される予定ですか? ナカジマ:もちろん! 俺はもう、全箇所その1曲にすべてを懸けます(笑)。 和嶋:コーラス部分があるから、今までより客席のみんなが歌ってくれるんじゃないかなぁ。 鈴木:そしたら歌詞を間違えられないねぇ(笑)。 ナカジマ:あはは! 間違ったらみんなにすごい指摘されるだろうね(笑)。 その言葉から何かワールドを広げられたらいいなぁと思って、普段めったにMCを考えない俺が、考えてみようかな……とかちょっと思ってる(笑)。 鈴木:「俺の車に乗ってくれー!」みたいな? ナカジマ:「俺と旅行に行こうぜー!」みたいな(笑)。 鈴木:「出発進行!」が良いんじゃない? ナカジマ:バスの添乗員さんね(笑)。 白い手袋をはめて演奏しようかな? 鈴木:それだとサトケン(ベーシストの佐藤研二)になっちゃうねぇ。 ナカジマ:あ、そうか。 マネになっちゃうね(笑)。 あっ! バスの運転手さんの帽子をかぶろうか? 和嶋:あぁ、それもありですねぇ。 ナカジマ:俺のおじいちゃん国鉄職員だったから、おじいちゃんの遺品がある! 鈴木:いや、そんな大事なものをライブで使わないほうが……。 和嶋:でも、おじいちゃん喜ぶんじゃないかなぁ。 たくさんのお客さんの前で、人を楽しませるためにかぶるんだったらさぁ。 ナカジマ:そうかなぁ(笑)。 いろんなイメージが広がる、とっても楽しみな1曲です! ——11月19日のツアーファイナルは初のZepp Diver City公演となりますが、意気込みをお願いします! 和嶋:ツアーはどの箇所でも全力でやるわけですけど、最終日の頃には良い具合に新曲の魅せ方や演奏もできあがった状態で、ベストパフォーマンスをお見せできると思うんですよ。 そこで、『異次元からの咆哮』というアルバムタイトルですし、みんなを別世界へ連れて行って、一緒に盛り上がりたいと思っています! 鈴木:Zeppは……プロジェクターとか使えるのかなぁ? ナカジマ:ステージの後ろに平面のスクリーンはあるみたいだけど。 ライブでもプロジェクションマッピングをやる!? 和嶋:『虚無の声』も良いですし、アルバムジャケットを投影しても良さそうですよねぇ。 良い絵だから。 鈴木:……広い会場ということでスクリーンを使いたくなってしまいましたが、使うとは断言できないですよねぇ。 和嶋&ナカジマ:(笑)! ナカジマ:まぁ、何かあるかも? 和嶋:良いですね、「何かが起こるかも!」って言っておくと、お客さんも期待してくれるんじゃないかな(笑)。 そんな含みも持たせつつ、一生懸命がんばります!.

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人間椅子(にんげんいす)メンバーの年齢、名前、意外な経歴とは…?

人間 椅子 和嶋

人間椅子の3人が自身の愛車とともに登場だーッ! 3ピースバンド人間椅子が10月4日に20枚目のオリジナルアルバム『異次元からの咆哮』をリリース。 バラエティ豊かな楽曲陣が並ぶ同アルバムの中で、『耳マン』が注目したのは『地獄のヘビーライダー』。 地獄のバイクで悪者を踏み潰し天罰を食らわす……といった歌詞の内容が印象的で、疾走感&重厚感たっぷりのサウンドが迫力満点な楽曲です。 ここでしか見られないド渋いお写真と一緒に、ぜひお楽しみください! ——今回は『地獄からの咆哮』収録曲の『地獄のヘビーライダー』にちなんで、みなさんに愛車で集合していただきました。 さっそくそれぞれの愛車のご紹介をいただけますか? ノブさんからお願いします! ナカジマノブ(以下、ナカジマ):俺のはヤマハのTODAYっていう50ccのスクーターです! 和嶋慎治(以下、和嶋):ホンダのTODAYですよ(笑)! ナカジマ:あ、間違えたっ。 ヤマハじゃない、ホンダだ(笑)! 3年前くらいに中古で買いました。 和嶋:その前に乗ってたスズキのスクーターは速かったんだよね。 ナカジマ:レッツIIね! まだスピード制限が付いてなくて。 和嶋:(食い気味に)2スト(2ストロークエンジン)だったから、あれは速かったよ! ナカジマ:そうなんだよねぇ。 でも、俺スピードが出せると出しちゃうタチだから(笑)、出せないバイクのほうが……。 鈴木研一(以下、鈴木):安全面では良いのかもしれないよねぇ(笑)。 ——TODAYとの出会いは? ナカジマ:それがすっごい単純で、レッツIIに10年以上乗ってたんだけど、壊れて動かなくなっちゃって。 俺、スクーターは足代わりというかほぼ毎日実用的に使ってるんで、ないと困るんですよ。 それで新しいものを探してたら、自宅の近くのバイク屋さんの店頭に値段が付いてないTODAYが置いてあったの。 もしかしてこれ売ってるのかな?って思って店員さんに聞いたら、6万5,000円で売ってるって言われて。 激安じゃない? ——安いですねぇ。 ナカジマ:だけど「4万5,000円にならないですか?」って言ったら、その値段で売ってもらえたの(笑)! ——値切れたんですね(笑)! このバイクのどんなところがお気に入りですか? ナカジマ:やっぱり便利なところですね。 ちょっとヘルメットをかぶればすぐにどこにでも行けちゃうから。 あと、俺はスクーターの足元に楽器を置いて移動することが多いんだけど、TODAYは足元がフラットになってるから荷物が置きやすいですね。 スネアやペダルを積んで、衣装の入ったリュックなどの荷物を両肩に背負って、まるで軽トラックのように走るっていうのが俺のスタイルです! ——和嶋さんのバイクはいつから乗っているものなんですか? 和嶋:このバイクを買ったのは2016年の10月頃ですかねぇ。 その前までは、今ノブが言ってたみたいに、楽器を運ぶために荷物をガンガン積めるホンダのベンリィ110っていうスクーターに4年ほど乗っていたんです。 非常に便利でした。 その頃は鈴木くんも原付に乗っていて、練習のときはメンバー全員が原付に乗ってきてねぇ、おもしろかったんですよ。 鈴木:うんうん、そうだったねぇ。 和嶋:僕は学生の頃から40歳手前くらいまでミッション(マニュアル)車にずーっと乗ってたんです。 だけど、ちょっと貧乏になったりバイクを盗まれたりして、10年くらいミッション車から離れてたんですよ。 それで、去年自伝(2017年1月に発売した『屈折くん』)の取材をしていたときに、学生の頃の感覚を思い出すためにミッション車に乗りたいなぁと思って。 昔は馬力のあるヤマハのTZR250っていうレーサーレプリカ(ロードスポーツバイクの1ジャンル)に乗ってたんですけど、今度は手軽に扱える125ccのものを買おうと思って……すみません、僕バイク愛語ると長いんです(笑)! ——(笑)いくらでも語ってください! 和嶋:今のバイクってデザインがちょっと近代的になりすぎちゃって、すごいカウルとか付いてるし尖ってるんですよ。 僕は丸い感じの昔ながらのバイクが欲しくて、でも古いバイクはプレミアが付いて高価だったり修理代がかかるから、割と手頃な価格で昔っぽいデザインで排気量が少なくて……っていうものを探していたら、理想にピッタリなバイクに出会ったんです。 それが今日乗ってきた、スズキのライセンスで中国で作られているGN125Hです。 新車で買いました! ——おぉー。 赤い色にもこだわりがあるんですか? 和嶋:絶対赤い色にしたかったですね。 こういう鮮やかな赤い色は、今のバイクには珍しいので。 僕がよく使っているギターのギブソンSGもそうですけど、赤が好きみたいですね。 心がワクワクする色なんです! あの、あともうひとつバイクについて言うと、今のバイクは排ガス規制がかかっちゃって音も小さいし、キャブレターもなくなって、代わりにインジェクションっていう電子制御の装置が付いてるの。 でも、僕はキャブレターが付いているバイクに乗りたくてこれを買ったんです。 ガソリン臭いんですよ! 鈴木:……もう(話が)伝わってないですよ。 ナカジマ:俺にも伝わってないからね(笑)。 和嶋:(がっくりとしながら)あぁ〜。 伝わってないですか!? ちょっと環境に悪いんだけど、アクセルがリニアで排気量相応の馬力が出るバイクが欲しくて、これを買いました! ——鈴木さんは2017年2月に普通二輪免許(AT限定)の免許を取得されたそうですね。 その前からバイクには乗っていたんですか? 鈴木:僕は20年くらいずっとスズキのバーディー50に乗っていました。 和嶋:あった、あった! ナカジマ:あれ、そうだったんだ!? あっはっは! 鈴木:それから1回代替わりして、それでも20年ずっとカブ系に乗り続けてたんだけど、あまりにもスピード違反で切符を切られるもんだから嫌になっちゃって。 それで今年の2月にまず免許を取りまして、ずーっと欲しかったヤマハのマグザムというバイクをめでたく買ったわけですけど。 一時期はビッグスクーターの中で1番小さいようなホンダのPCXを買おうかとも思ってたんだけど、試験に1回落ちたりしてすんごい苦労して免許を取ったから、ちんまりしたものじゃなくやっぱり大きいものを買おうと思って。 和嶋くんに、「いやぁ〜どっちを買おうか迷ってる」って世間話をしたら、「やっぱり初期衝動が大事だ」って。 和嶋:僕はPCX推しですよ! あれ速いんですよ。 とは言え、欲しいものを買うべきだって言ったんだよね。 鈴木:それもそうだなぁと思って、1番最初に欲しいと思ってたマグザムを買いました。 和嶋くんはさっき「最近のバイクは形が尖ってる」って言ってたけど、僕は尖ってるバイクに乗りたかったんです。 ベースでもそうだけど、僕はカドがないと嫌なんですねぇ。 いやぁでも、2月に免許を取ってまだ半年くらいしか乗ってないので、新人ライダーですよ。 ——『異次元からの咆哮』では、そんな鈴木さんの作詞作曲による、バイクがモチーフの楽曲『地獄のヘビーライダー』という楽曲が収録されています。 イントロでは和嶋さんのギターでバイクの音が表現されていたり、曲中では実際のバイクのエンジン音も入っていますね。 鈴木くんのマグザムはビッグスクーターだけど、楽曲的にはミッション車のイメージがあったので、自分のバイクのエンジン音をスタジオの行き帰りにICレコーダーで録音したんです。 ナカジマ:バイクにガムテープでICレコーダーをくっ付けてね! 和嶋:そう、工夫してね。 それで意味もなくエンジンを空ぶかししたり無駄にシフトダウンしたりしながら(笑)スタジオに通って録音したんですけど、いざ録音してみた音を聴いてみたら少し迫力に欠けたんですよ。 だからそれは曲中に使おうってことで。 何かもっとおもしろい音を出せないかなぁと思案して、ギターでバイクの音を出そうと思いつきました。 オクターブ下の音が出るファズをかけてスライドギターで弾いてみたら、エンジンの回転が澱みなく上がっていく感じが出せて。 即興で思い付いたアイデアだったんですけど、それを入れたらバッチリになりましたね。 鈴木:録音したバイクの音とギターの音を比べたら断然後者のほうが良かったんです。 ——アルバム1曲目の『虚無の声』はYouTubeでMVも公開されています。 MVにはプロジェクションマッピングが取り入れられていますね。 実体がない儚いものだからこそ芸術っていうものは美しくみえるのかなぁ、と思ったりすることがあって、そういう想いも歌詞にしました。 その楽曲を映像化するときに、プロジェクションマッピングや3Dなど最新鋭の映像技術が得意な監督と出会ったんですね。 我々の思惑と監督のセンスが合致して、楽曲の世界観が上手く表現されているんじゃないかと思います。 ——3人が演奏している姿のバックに、炎と一緒に3人の顔が浮かび上がるシーンも印象的でした。 和嶋:あれは昼間に撮影した映像をその場で編集して、午後の演奏シーンの撮影でバックに流したんですよ。 すごいですよねぇ。 鈴木:(ハッとした表情で)あぁ、あの映像、あそこで使ったのか! ナカジマ:顔だけを撮った映像だよね? 鈴木:俺、あの顔だけの映像すごい良い画だと思ったんだけど、どこに使われてるのか気になってて。 バックに映してたんだ! 今やっとわかった! ナカジマ:ふふ(笑)! 演奏シーンでは演奏に集中したのもあってバックに映ってる映像が目に入らなかったよね。 出来上がったMVを観て初めて「あぁ、こうなってるんだ!」って驚きました。 ——10月31日からは『異次元からの咆哮』のリリースを記念した全国ツアーが始まります。 同アルバムでノブさんがボーカルを担当している唯一の楽曲『悪夢の添乗員』も披露される予定ですか? ナカジマ:もちろん! 俺はもう、全箇所その1曲にすべてを懸けます(笑)。 和嶋:コーラス部分があるから、今までより客席のみんなが歌ってくれるんじゃないかなぁ。 鈴木:そしたら歌詞を間違えられないねぇ(笑)。 ナカジマ:あはは! 間違ったらみんなにすごい指摘されるだろうね(笑)。 その言葉から何かワールドを広げられたらいいなぁと思って、普段めったにMCを考えない俺が、考えてみようかな……とかちょっと思ってる(笑)。 鈴木:「俺の車に乗ってくれー!」みたいな? ナカジマ:「俺と旅行に行こうぜー!」みたいな(笑)。 鈴木:「出発進行!」が良いんじゃない? ナカジマ:バスの添乗員さんね(笑)。 白い手袋をはめて演奏しようかな? 鈴木:それだとサトケン(ベーシストの佐藤研二)になっちゃうねぇ。 ナカジマ:あ、そうか。 マネになっちゃうね(笑)。 あっ! バスの運転手さんの帽子をかぶろうか? 和嶋:あぁ、それもありですねぇ。 ナカジマ:俺のおじいちゃん国鉄職員だったから、おじいちゃんの遺品がある! 鈴木:いや、そんな大事なものをライブで使わないほうが……。 和嶋:でも、おじいちゃん喜ぶんじゃないかなぁ。 たくさんのお客さんの前で、人を楽しませるためにかぶるんだったらさぁ。 ナカジマ:そうかなぁ(笑)。 いろんなイメージが広がる、とっても楽しみな1曲です! ——11月19日のツアーファイナルは初のZepp Diver City公演となりますが、意気込みをお願いします! 和嶋:ツアーはどの箇所でも全力でやるわけですけど、最終日の頃には良い具合に新曲の魅せ方や演奏もできあがった状態で、ベストパフォーマンスをお見せできると思うんですよ。 そこで、『異次元からの咆哮』というアルバムタイトルですし、みんなを別世界へ連れて行って、一緒に盛り上がりたいと思っています! 鈴木:Zeppは……プロジェクターとか使えるのかなぁ? ナカジマ:ステージの後ろに平面のスクリーンはあるみたいだけど。 ライブでもプロジェクションマッピングをやる!? 和嶋:『虚無の声』も良いですし、アルバムジャケットを投影しても良さそうですよねぇ。 良い絵だから。 鈴木:……広い会場ということでスクリーンを使いたくなってしまいましたが、使うとは断言できないですよねぇ。 和嶋&ナカジマ:(笑)! ナカジマ:まぁ、何かあるかも? 和嶋:良いですね、「何かが起こるかも!」って言っておくと、お客さんも期待してくれるんじゃないかな(笑)。 そんな含みも持たせつつ、一生懸命がんばります!.

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