謎 いらすとや。 日清カップヌードル謎肉&ケイン・コスギ筋肉のケミカルCMが爆誕!!!謎肉を食べて君もパーフェクトボディw

街中の「いらすとや」を500個集めたら、謎が浮かび上がった。【いらすとやマッピング】

謎 いらすとや

もうちょっと源泉探索はお休み。 その代わりに他県に出かけることが出来なかったこの自粛期間も利用しつつ着々と進めていた別の活動がある到達点に達した。 その活動とは 「いらすとやマッピング」である。 まずはこちらを見てほしい。 「いらすとやマッピング」とは街中で使われている 『いらすとや』素材の使用例を集めて地図上にマークし、いらすとやによる世の中の侵食具合をモニターする、という個人的な取り組みだ。 地図上のいらすとやアイコンをクリックすることでどんな風に使われているかの写真と解説が見れるようになっている。 源泉探索活動を始めるのと同時期に始めた活動でtwitterなどで報告すること、500事例。 おそらく現時点でも現実世界のいらすとや使用例の収集数で言えば世界一のはずだ。 ただ、いかんせん集めたからといって何の需要もない。 「大島てる」のように事故物件がマップになっていると事故物件を気にする人には役立つだろうが、「いらすとやが使われている場所を知りたい」と思っている人は世界に0人である。 僕は何をやっているのだろうか。 どの街に探しに行っても、いらすとやが見つかるペースは毎回同じで「30分間街を歩いて1つ」だ。 そう考えると、500個探すのに250時間歩いていることになる。 使われているいらすとや素材が何か調べたり、マップへの登録作業を含めるとそんなものでは済まない。 いや、何やってんだこれ。 登録500号は中野区のウォーキングコース案内表示。 中野区のいろんな場所にありますが、代表として最初に見つけた「業務スーパー 中野弥生町」前を登録。 誰が見てるんだ。 2019年には1日1個、365個アップした。 頑張ったところで誰の需要にも応えない私的な活動だが、強いて言うなら「いらすとや」を運営されているイラストレーターのみふねたかしさんがこのマップを目にして微笑んでくれてたとしたら幸いである。 (みふねさん、見てますか…。 ) いらすとや使用例を500個集めた区切りとして【分布】【誰が使用しているか】【使用されている素材】【面白い使用例】などを整理してみたのだが、 いらすとやに関する新事実と大きな謎が明らかになった。 500個の事例を集める狂気がなければたどり着けない事実で、おそらくこの記事で初めて報告されるであろう知見も多いはずだ。 知ったところで皆さんの人生に何の役にも立たないが、まあ聞いて欲しい。 我が家のいらすとやファミリー• はじめに いらすとやの侵食具合がヤバい。 説明するまでもないが「いらすとや」は様々なイラスト素材を無料で提供する素材集サイトである。 使用制限はあるものの、商用・非商用にかかわらず無償で利用できること、そして何よりも圧倒的な素材数によって世間を席巻している。 現在は1日6素材がアップされているので1年で2000素材以上が増え続けている。 そして、いらすとやは少なくとも2012年から存在しているので、とんでもない素材量だ。 その素材量が生み出す「いらすとやで必要なイラストが全部揃うのでイラストタッチの統一が可能」、「背景が透過していることで組み合わせが容易」というメリットもあり、すごいスピードで普及していった。 いらすとや素材で大抵のことは再現できる 時事ネタやそれに対する風刺的なイラストも多く、当初はネットで話題になり目にすることが多かったが、2017年ごろからはテレビや街中でも一気に使われるようになった。 今では「目にすることがある」というレベルではなく「一日に一度は見るかも」という段階までフェーズは進んでいる。 社内にいらすとやを使った張り紙があるのでむしろ毎日見ている、という人も多いだろう。 恐ろしい侵食具合だ。 私見だが『ワイヤレスイヤホンをして虚空に向かってしゃべりかけている人』と同くらいのスピードで世の中に浸透した。 いらすとやマッピングのルール さて、まずはいらすとや使用例の分布状況を見ていきたいと思うが、その前にレギュレーションを説明しよう。 いらすとやマッピング活動においては以下のルールで街中の使用例を収集している。 (ex:書籍やチラシ、テレビ番組、ネット上での使用) 例 :『精神科医が導く「こころが疲れたなぁ」と思ったら読む本 』の表紙。 使用素材は「だるい人のイラスト(女性)」。 (ex:地域の掲示板、クリスマスなど季節限定もの、コロナ関連) 例 :コロナ対策としてファミマで使われている「ゴミ箱使用の一時停止」の張り紙(使用は「ビン・缶のゴミ箱のイラスト」) 例 :丸亀製麺の「学割キャンペーンPOP」。 ありがとうございます。 なるべくマッピングする意味があるように決めたルールだが、逆に言えばこれだけの制約を付けないと、とんでもない数のいらすとやが世にはあふれているのだ。 さあ、いよいよ、この大人の自由研究の成果を報告していこう。 いらすとや使用例を集めて分かったこと。 いらすとやが最も使われている業界は「不動産業界」 500個のうち「不動産屋さん」での事例が46件。 2位が「整体・マッサージ・リラクゼーション店」で18件なので不動産業界は圧倒的だ。 不動産屋さんには店頭に物件紹介を掲示するのが通例なのでその部分に使われていることが多いのだが、事例が多いだけにその中には極端な例もある。 これを見て欲しい。 鬼のような、いらすとや密度! 「エネルギー波を打つ人」や「強い企業戦士」など素材チョイスも広い。 人形町不動産というお店なのだが、なかなかお目にかかれない、いらすとや密度である。 「冬の新着物件」ということなので今は見れないとは思うが、他の時期でも確実にいらすとやを多用していると思う。 なぜなら、この店舗から歩くこと20秒という至近距離に人形町不動産の別店舗があるのだが、こうなっていた。 絶対、いらすとや好きのスタッフいるだろ… いらすとや密度では今のところ、この人形町不動産さんが間違いなくNo. 1である。 しかも、強いいらすとや愛が見える。 上記右のPOPなんて「ペット可物件」ということを伝えるために、こんなにいろんな犬種がいる必要なんてないのだ。 本来、1匹でいい。 なのに、わざわざ20種類以上の素材を組み合わせてPOPを作成しているのだ。 そのこだわりに不動産業界No. 1いらすとヤーの称号を贈りたい。 ヨドバシカメラがいらすとやで埋め尽くされている これはお気づきの方も多いかと思うが、ヨドバシカメラがいらすとやだらけになっている。 おそらく全店舗で採用されていて、どのお店でも大量にいらすとやPOPが使用されている。 1店舗での使用量という意味ではヨドバシカメラがダントツNo. 1である。 フロア紹介から各売り場のPOPまで至る所にいらすとや! ただし、こうなったのはここ数年であり、元々はこうではなかった。 この「いらすとや天国」状態になる前は別のイラストがヨドバシ内には溢れていた。 右のイラストに見覚えがある人も多いのでは 右の丸っこいイラスト、昔はヨドバシカメラに溢れていてヨドバシのキャラクターなのだと思っていたが、そうではなく「しみずけいた」さんというイラストレーターの作品である()。 実際、ヨドバシ以外でもいろんな場所で目にした。 つまり、ヨドバシがPOPに採用するイラストの素材元をしみずさんの作品からいらすとやに切り替えたのだ。 「街でよく見るあのイラスト」が移り変わると、その世相を反映してヨドバシのイラストも変わる。 世の中に遅れをとらないためのヨドバシの姿勢が感じられる変化である。 2台巨頭が夢の共演。 恐ろしい… 多種多様あるヨドバシのいらすとやPOPの中には謎のこだわりが感じられる作品もあった。 こちらを見て欲しい。 ヨドバシ内の洗濯機売り場で発見したPOP 洗濯槽が2つあるので洗濯物の洗い分けができる、という不思議な需要に応えた洗濯機。 「年頃の娘さんの衣類も洗い分けできます!」という非常に悲しい使用例が謳われています。 それだけで面白いのですが、使われているいらすとや素材「反抗期の娘と父親のイラスト」を確認すると、元素材のお父さんにはヒゲがなく、なぜかPOPにする際に父親にヒゲがモジャモジャに足されていることが分かります。 いる?その演出!? あまりに謎な加工です。 最も街で使われているいらすとや素材は「防犯カメラ」 使用例500個中、「防犯カメラ」の登場回数は最多の6回。 そんなに多くないな、と思うだろうか。 その通りである。 そもそも基本的に街で使われているいらすとや素材が被っていることがほとんどないのだ。 「6回」というのは登場回数として極めて異例であり、ぶっちぎりダントツだ。 つまり登場回数ダントツである防犯カメラ素材の汎用性がすごい、というのは正しい理解ではない。 500個集めてもほとんど被ることがない、いらすとやの莫大な素材バリエーションが怖い。 そういう理解でいいだろう。 渋谷区内の各所にある「落書き禁止」張り紙。 国や公的機関での使用例も非常に多いです。 と言っても、僕がそう呼んでいるだけなので誰も知らないはずだ。 どういうものかと言うと、男女・国籍・職業・年齢、さまざまな人が集まっている「集合している人たち」シリーズ や、ざまざまな人や動物が右手を広げて立っている「どうぞこちらへ」シリーズなどである。 トイレが店内に無かったり、扉が重かったり、営業時間外だったり、駐輪禁止をお願いしたり、全部で12個確認されている。 いらすとや「お辞儀シリーズ」 お客様に何かお願いしたり、お断りを入れたりと、いろんな所で我々の代わりにいらすとやキャラが頭を下げてくれている。 文字だけでは無機質になりがちな話題でいらすとやが和ませてくれているのだ。 お辞儀シリーズとは少し違うのだが、800m離れたファミマに同じような「謝罪」のいらすとや張り紙が。 この2店のオーナーが同じなのではと推理出来ます。 同じ素材が同じ場所で使われた最大数は「エアホッケー16連」 たまに、迫力を出すために同じいらすとや素材が連続して使われていることがある。 東銀座駅構内の「駆け込み乗車」5連 5連なんて事例は非常に珍しいのだが、これを大きく超える事例がこちらである。 「エアホッケー」の素材が10連…!? いや、まさかの16連!渋谷のゲームセンター「ハイテクランドセガ」 渋谷のど真ん中でこの時代に「ホッケー始めました」をこんな大々的に謳う必要性があるのか謎だが、お店の気合が伝わってくるPOPである。 いらすとやの分布には「大空白地帯」がある。 まず前提として今自分が住んでいるのが東京なので現在収集している使用例のほとんどが東京、それも23区内だ。 活動を始める前の予想としては、皇居という「いらすとや空白地帯」が中央にあり、そのほかは満遍なく分布する「ドーナツ状」の分布になると予想していた。 以下の23区内の分布を見て欲しい。 皇居よりも大きい空白地帯が世田谷にある。 もちろん、23区内をくまなく探すことができているわけではないのでその影響もあるのだが、いくら探してもいらすとやが見つからない地域がある。 それが世田谷区南部、深沢を中心とした地域(大空白地帯)だ。 皇居の2倍はある広大な地域でいらすとやが確認できていない。 この地域のみなさま、いらすとや使用例募集しております。 いらすとやは基本的に駅周辺の市街地に多く、住宅街に少ない。 この地域には駅がないのでので密度が疎らになるのは当然なのだが、1つもないとは。 駒場にも空白地帯があるが、これは今後埋めることができるはずだ。 大学内にはかなりの確率でいらすとやが存在しているので駒場にある東京大学内には間違いなく、いらすとやがあるはずである。 将来、もしも 「世の中にあるいらすとやが全て爆発し、周囲1kmが吹き飛ぶ」という状況になったとしたら 『世田谷区・深沢にいると助かる』ということを覚えておこう。 皇居に逃げ込んでも助からないので気をつけて欲しい。 文化圏の違いから「アメ横」「竹下通り」にはいらすとやがない 渋谷や新宿、池袋にいらすとやが多いのは容易に想像ができる。 お店が多くてごちゃごちゃした市街地や商店街に多く、住宅街に少ない。 それは前段の通りだ。 しかし、そういう意味ではめちゃくちゃいらすとやがありそうな「上野・アメ横」「原宿・竹下通り」には意外にもほぼ存在してない。 竹下通りでは入り口の「タピオカドリンク」1点のみ 上野のアメ横周辺にも「ヨドバシカメラ」のみ 「サッカーショップKAMO」は竹下通りではないので除外すると、竹下通りには1点だけ。 アメ横には存在しない。 あの店舗密度とゴチャゴチャさを考えると、この2ヵ所には相当な密度で存在していると思って探したのだが、空振りに終わった。 不思議だ。 思うに「いらすとや」というのは今の20代〜40代くらいを中心に食い込んでいるもので、その世代から外れる文化圏だと使用例が少なくなるのかもしれない。 そして、上野のアメ横にはそもそも「イラスト付きのPOP」という概念がなかった。 文化が違うようだ。 一番デカイいらすとやは1. 5m 世の中にはPOPや張り紙の域を超え、店の顔である看板にいらすとやを採用してしまった「いらすとや看板」というものも少数だがある。 この『いらすとやマッピング』の記念すべき登録第1号もいらすとや看板である。 高田馬場「すっきリンパ」のいらすとや看板 しかもこのお店のすごいところは、いらすとや内にあるフリー素材をそのまま使ったのではなく、わざわざ看板用に新作を依頼し書き下ろしてもらっているのだ。 いらすとやには似たような素材はあるが、同じものはなく、イラストで着ている服がお店の制服と同じものになっている。 登録第1号にふさわしい気合の入ったいらすとや使用例である。 おそらくこの素材を元にお店専用イラストが書き下ろされている このようにオリジナル素材を使っているという例は他に知らないが、いらすとや看板自体はごく稀に発見することができる。 都立大学・健康堂整骨院 「マッサージを受けている男性」でのいらすとや看板 鶯谷のラブホテル・ストーリーでは「猫のカップル」で作られた看板が お店の看板だけではなく、商店街のマップ(左)や工事現場の告知看板(右)というパターンも。 工事現場は沖縄の方からの画像提供!! そして現時点で発見している最大のいらすとや看板がこちらだ。 マップ登録第100号 南浦和・株式会社アストンの求人看板。 店員さん系素材を2つ組み合わせている 看板自体も非常に巨大だ 使われているいらすとや素材のサイズは目算でおよそ1. 人間の実寸大のいらすとや 使用例となると、おそらく全国でも最大級のはずだ。 これを超える事例が今後見つかるだろうか。 各素材のページに公開日が書いてあるのだが、いらすとやにある最も古い素材が2012年1月25日公開の「節分系素材」と言われている。 2012年1月31年にアップされた節分系素材の1つ。 これらがいらすとや最初の素材とも言われる。 いらすとや使用例を収集する中でも新旧いろいろな年代の素材が発見されているが、その中でもいらすとやが始まった直後、2012年1月〜3月の素材を 「いらすとや黎明期素材」として特別視している。 現在のいらすとやのタッチとは微妙な違いがあり、長期連載している漫画の1話目のような違和感があり楽しい。 僕レベルになると見ただけで『これは2012年上半期だな』と判断できるようになる。 ほぼ同じ素材が12年と18年にアップされているのだが、こう比べるとタッチが変化しているのがよく分かる これまでに見つけた最も古い素材は2012年2月22日公開 「いらすとや黎明期素材」は数が非常に少なく上記含め6例見つかっていないのだが、整理していてあることに気がついた。 2012年3月23日公開の素材がそのうち半分を占めるのだ。 しかも2月22日が1例、3月8日が1例、3月22日が1例、3月23日が3例、と22日と23日がほとんどなのだ。 素材の系統はバラバラだが、なぜかどれも3月23日なのだ 2012年1月31日に最初にアップされた素材が「節分」で統一されていたのに対し、なぜか出現率の多い3月23日の素材はテーマがバラバラで統一性がない。 この日だけ発見例が多いのも謎だが、もしかしたらいらすとや黎明期にはまだ毎日素材がアップされていたわけではなく、素材を描き貯めたらいっぺんにアップ、という風に不定期更新だったのかもしれない。 今後また3月23日素材を見つけたら報告していこう。 どういうことかというと、アップされた後、わずかに修正が加えられている素材「マイナーチェンジ素材」がごく一部あるのだ。 その一例を見て欲しい。 ピンクベストの女性会社員の素材はなく、現在は黒で統一されている。 時世に配慮した変更か? 全体的にいらすとや初期なタッチだったが、現在のタッチに書き換えられている よくよく見ると業務用掃除機に「厚み」が描き足されている。 ものすごい微妙な変更! ここら辺はまだ分かる。 あとで作者のみふねさんが見て「もっとこういう感じにするか」と思ったのが伝わってくる。 修正を加えた理由が汲み取れるからだ。 しかし、なぜ変更が加えられているか理解の出来ない素材もある。 「ママ友」の素材だが右のママの服が緑から赤になっている。 その変更、何!? 使用例の方で治療されているのは女性だが、現在存在している素材では男性になっている。 2パターンあるわけではなく1パターンしかない。 なぜ男性に!? 困っている女性の顔の上にあるゴニョゴニョ線が微妙に違う!!! 最後の「困る女性」の素材に至っては、誰が気づくのかというレベルの変更である。 修正前の素材の何が気に入らなかったのか、こればかりは作者のみふねさんに聞いてみないことにはわからない。 何を思って変更が加えられたのか、この謎をいつかご本人にお会いできたら聞きたいと思う。 ここまでは街のいらすとや使用例を集めて分かったことを紹介したが、最後に500事例の中から特にユニークな事例を紹介する。 この「謎素材」の多さこそがいらすとやの面白さだったりするのだが。 日暮里の皮材料専門店「And Leather」のオポッサムの毛皮POP そもそも「オポッサム」って何だよ、という話だし、いらすとやサイドも「これ需要ないだろうな笑」と思って作ってそうな素材だが、しっかりとこの素材が必要な人は存在した。 オポッサムの毛皮を1000円で在庫処分する時に必要な素材だったのだ。 ようがナチュラル整骨院「赤ちゃんギャング」 「赤ちゃんギャング」という言葉は存在しない。 少なくとも検索しても出てこない。 なのにその言葉のイラストがあるのだ。 イラストから想像する限り、全然言うことを聞いてくれないイヤイヤしている状態の赤ちゃんをそう呼ぶのだろうか。 ちなみにEXIT・りんたろーが前に組んでいたコンビ名が「ベイビーギャング」だが関係はなさそうだ。 人形町・テトラ薬局 「ジャグリングをするカワウソ」 カワウソの習性を表したイラストですが、なぜ薬局のこのPOPに… 東新宿・永山免税店 「価格カルテル」 「値下げ」のイラストかと思いきや「価格カルテル」のイラスト。 しかし1年半もやっていると世の中に変化もある。 上野動物園・モノレール駅内「踊っているウサギ」 これは広大な上野動物園内の移動用として運用されてきたモノレールの駅にあったいらすとや使用例だが、昨年10月にモノレールが「運行休止」となったことで今は見ることができない。 しかもこの使用例はいらすとやの中で「うさぎのぴょこ」に並んでマスコット的なキャラクターである「うさぎ・いぬ・くま・ねこ」のキャラクター(個人的には「ずんちゃ隊」と呼んでます)の唯一の使用例だったので貴重な事例が消えてしまって悲しい。 そしてもう1つ、二度と見れなくなったいらすとや使用例が。 それは様々なドラマや映画でロケが行われた 神保町の老舗居酒屋「酔の助」。 神保町・酔の助 「目黒のさんま(落語)」 店を訪れた時点でかなりこの日付を過ぎていたので、ずっと貼ってあると判断し登録した「酔の助寄席」というイベントのお知らせ。 いい雰囲気の店内の、いい雰囲気のたばこ自販機(!)に貼ってある。 しかも、使われている素材は「目黒のさんま」という落語の内容を描いたイラストだ。 そんな素材までいらすとやにはある。 しかし、この事例もコロナ 禍いより「酔の助」閉店により見られなくなってしまった。 その中でも現実世界に堂々と登場してしまった事例もある。 勝どきと月島を結ぶ月島橋での使用例。 素材では事故前だったのが、ポスターでは事故後になって少年の顔がヤバイことになってます。 技巧派。 南北線・東大前駅のホームドア「このドアは開きません」のお断り。 右下の駅員さんを見つけて撮ったが「!マーク」もいらすとやでした。 この「合唱」の素材、いらすとやを見ると男女両パターンあるのですが、男女混声になった時それぞれの素材から選抜されているのですがメガネの女性が突然メガネを外して参加しています。 本気出したか。 浅草仲見世のお土産屋・小池商店さんのいらすとや刺繍ハンカチ。 お店のキャラクター「けろ吉」もみふねたかしさんの作品なのです イベントラウンジ「リンクカフェ」の説明書き。 青山という立地で行われる「東京で一番オシャレな恋活パーティー」と謳われてますが何かのケースにガムテで貼られたいらすとや、という異次元の組み合わせです。 長野県松本駅前にある農産物直売所の使用例。 芸術的! 渋谷・百軒店の入り口付近に貼られた「キレイに使っていただき、ありがとうございます」という4ヵ国語でのマナー啓蒙ポスター これも素材を組み合わせて、ほぼ絵画として使われています ただし「キレイに使って頂き…」というお礼も虚しくかなり散らかってました 以上がいらすとや500個集めてみた進捗報告でした。

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街中の「いらすとや」を500個集めたら、謎が浮かび上がった。【いらすとやマッピング】

謎 いらすとや

もうちょっと源泉探索はお休み。 その代わりに他県に出かけることが出来なかったこの自粛期間も利用しつつ着々と進めていた別の活動がある到達点に達した。 その活動とは 「いらすとやマッピング」である。 まずはこちらを見てほしい。 「いらすとやマッピング」とは街中で使われている 『いらすとや』素材の使用例を集めて地図上にマークし、いらすとやによる世の中の侵食具合をモニターする、という個人的な取り組みだ。 地図上のいらすとやアイコンをクリックすることでどんな風に使われているかの写真と解説が見れるようになっている。 源泉探索活動を始めるのと同時期に始めた活動でtwitterなどで報告すること、500事例。 おそらく現時点でも現実世界のいらすとや使用例の収集数で言えば世界一のはずだ。 ただ、いかんせん集めたからといって何の需要もない。 「大島てる」のように事故物件がマップになっていると事故物件を気にする人には役立つだろうが、「いらすとやが使われている場所を知りたい」と思っている人は世界に0人である。 僕は何をやっているのだろうか。 どの街に探しに行っても、いらすとやが見つかるペースは毎回同じで「30分間街を歩いて1つ」だ。 そう考えると、500個探すのに250時間歩いていることになる。 使われているいらすとや素材が何か調べたり、マップへの登録作業を含めるとそんなものでは済まない。 いや、何やってんだこれ。 登録500号は中野区のウォーキングコース案内表示。 中野区のいろんな場所にありますが、代表として最初に見つけた「業務スーパー 中野弥生町」前を登録。 誰が見てるんだ。 2019年には1日1個、365個アップした。 頑張ったところで誰の需要にも応えない私的な活動だが、強いて言うなら「いらすとや」を運営されているイラストレーターのみふねたかしさんがこのマップを目にして微笑んでくれてたとしたら幸いである。 (みふねさん、見てますか…。 ) いらすとや使用例を500個集めた区切りとして【分布】【誰が使用しているか】【使用されている素材】【面白い使用例】などを整理してみたのだが、 いらすとやに関する新事実と大きな謎が明らかになった。 500個の事例を集める狂気がなければたどり着けない事実で、おそらくこの記事で初めて報告されるであろう知見も多いはずだ。 知ったところで皆さんの人生に何の役にも立たないが、まあ聞いて欲しい。 我が家のいらすとやファミリー• はじめに いらすとやの侵食具合がヤバい。 説明するまでもないが「いらすとや」は様々なイラスト素材を無料で提供する素材集サイトである。 使用制限はあるものの、商用・非商用にかかわらず無償で利用できること、そして何よりも圧倒的な素材数によって世間を席巻している。 現在は1日6素材がアップされているので1年で2000素材以上が増え続けている。 そして、いらすとやは少なくとも2012年から存在しているので、とんでもない素材量だ。 その素材量が生み出す「いらすとやで必要なイラストが全部揃うのでイラストタッチの統一が可能」、「背景が透過していることで組み合わせが容易」というメリットもあり、すごいスピードで普及していった。 いらすとや素材で大抵のことは再現できる 時事ネタやそれに対する風刺的なイラストも多く、当初はネットで話題になり目にすることが多かったが、2017年ごろからはテレビや街中でも一気に使われるようになった。 今では「目にすることがある」というレベルではなく「一日に一度は見るかも」という段階までフェーズは進んでいる。 社内にいらすとやを使った張り紙があるのでむしろ毎日見ている、という人も多いだろう。 恐ろしい侵食具合だ。 私見だが『ワイヤレスイヤホンをして虚空に向かってしゃべりかけている人』と同くらいのスピードで世の中に浸透した。 いらすとやマッピングのルール さて、まずはいらすとや使用例の分布状況を見ていきたいと思うが、その前にレギュレーションを説明しよう。 いらすとやマッピング活動においては以下のルールで街中の使用例を収集している。 (ex:書籍やチラシ、テレビ番組、ネット上での使用) 例 :『精神科医が導く「こころが疲れたなぁ」と思ったら読む本 』の表紙。 使用素材は「だるい人のイラスト(女性)」。 (ex:地域の掲示板、クリスマスなど季節限定もの、コロナ関連) 例 :コロナ対策としてファミマで使われている「ゴミ箱使用の一時停止」の張り紙(使用は「ビン・缶のゴミ箱のイラスト」) 例 :丸亀製麺の「学割キャンペーンPOP」。 ありがとうございます。 なるべくマッピングする意味があるように決めたルールだが、逆に言えばこれだけの制約を付けないと、とんでもない数のいらすとやが世にはあふれているのだ。 さあ、いよいよ、この大人の自由研究の成果を報告していこう。 いらすとや使用例を集めて分かったこと。 いらすとやが最も使われている業界は「不動産業界」 500個のうち「不動産屋さん」での事例が46件。 2位が「整体・マッサージ・リラクゼーション店」で18件なので不動産業界は圧倒的だ。 不動産屋さんには店頭に物件紹介を掲示するのが通例なのでその部分に使われていることが多いのだが、事例が多いだけにその中には極端な例もある。 これを見て欲しい。 鬼のような、いらすとや密度! 「エネルギー波を打つ人」や「強い企業戦士」など素材チョイスも広い。 人形町不動産というお店なのだが、なかなかお目にかかれない、いらすとや密度である。 「冬の新着物件」ということなので今は見れないとは思うが、他の時期でも確実にいらすとやを多用していると思う。 なぜなら、この店舗から歩くこと20秒という至近距離に人形町不動産の別店舗があるのだが、こうなっていた。 絶対、いらすとや好きのスタッフいるだろ… いらすとや密度では今のところ、この人形町不動産さんが間違いなくNo. 1である。 しかも、強いいらすとや愛が見える。 上記右のPOPなんて「ペット可物件」ということを伝えるために、こんなにいろんな犬種がいる必要なんてないのだ。 本来、1匹でいい。 なのに、わざわざ20種類以上の素材を組み合わせてPOPを作成しているのだ。 そのこだわりに不動産業界No. 1いらすとヤーの称号を贈りたい。 ヨドバシカメラがいらすとやで埋め尽くされている これはお気づきの方も多いかと思うが、ヨドバシカメラがいらすとやだらけになっている。 おそらく全店舗で採用されていて、どのお店でも大量にいらすとやPOPが使用されている。 1店舗での使用量という意味ではヨドバシカメラがダントツNo. 1である。 フロア紹介から各売り場のPOPまで至る所にいらすとや! ただし、こうなったのはここ数年であり、元々はこうではなかった。 この「いらすとや天国」状態になる前は別のイラストがヨドバシ内には溢れていた。 右のイラストに見覚えがある人も多いのでは 右の丸っこいイラスト、昔はヨドバシカメラに溢れていてヨドバシのキャラクターなのだと思っていたが、そうではなく「しみずけいた」さんというイラストレーターの作品である()。 実際、ヨドバシ以外でもいろんな場所で目にした。 つまり、ヨドバシがPOPに採用するイラストの素材元をしみずさんの作品からいらすとやに切り替えたのだ。 「街でよく見るあのイラスト」が移り変わると、その世相を反映してヨドバシのイラストも変わる。 世の中に遅れをとらないためのヨドバシの姿勢が感じられる変化である。 2台巨頭が夢の共演。 恐ろしい… 多種多様あるヨドバシのいらすとやPOPの中には謎のこだわりが感じられる作品もあった。 こちらを見て欲しい。 ヨドバシ内の洗濯機売り場で発見したPOP 洗濯槽が2つあるので洗濯物の洗い分けができる、という不思議な需要に応えた洗濯機。 「年頃の娘さんの衣類も洗い分けできます!」という非常に悲しい使用例が謳われています。 それだけで面白いのですが、使われているいらすとや素材「反抗期の娘と父親のイラスト」を確認すると、元素材のお父さんにはヒゲがなく、なぜかPOPにする際に父親にヒゲがモジャモジャに足されていることが分かります。 いる?その演出!? あまりに謎な加工です。 最も街で使われているいらすとや素材は「防犯カメラ」 使用例500個中、「防犯カメラ」の登場回数は最多の6回。 そんなに多くないな、と思うだろうか。 その通りである。 そもそも基本的に街で使われているいらすとや素材が被っていることがほとんどないのだ。 「6回」というのは登場回数として極めて異例であり、ぶっちぎりダントツだ。 つまり登場回数ダントツである防犯カメラ素材の汎用性がすごい、というのは正しい理解ではない。 500個集めてもほとんど被ることがない、いらすとやの莫大な素材バリエーションが怖い。 そういう理解でいいだろう。 渋谷区内の各所にある「落書き禁止」張り紙。 国や公的機関での使用例も非常に多いです。 と言っても、僕がそう呼んでいるだけなので誰も知らないはずだ。 どういうものかと言うと、男女・国籍・職業・年齢、さまざまな人が集まっている「集合している人たち」シリーズ や、ざまざまな人や動物が右手を広げて立っている「どうぞこちらへ」シリーズなどである。 トイレが店内に無かったり、扉が重かったり、営業時間外だったり、駐輪禁止をお願いしたり、全部で12個確認されている。 いらすとや「お辞儀シリーズ」 お客様に何かお願いしたり、お断りを入れたりと、いろんな所で我々の代わりにいらすとやキャラが頭を下げてくれている。 文字だけでは無機質になりがちな話題でいらすとやが和ませてくれているのだ。 お辞儀シリーズとは少し違うのだが、800m離れたファミマに同じような「謝罪」のいらすとや張り紙が。 この2店のオーナーが同じなのではと推理出来ます。 同じ素材が同じ場所で使われた最大数は「エアホッケー16連」 たまに、迫力を出すために同じいらすとや素材が連続して使われていることがある。 東銀座駅構内の「駆け込み乗車」5連 5連なんて事例は非常に珍しいのだが、これを大きく超える事例がこちらである。 「エアホッケー」の素材が10連…!? いや、まさかの16連!渋谷のゲームセンター「ハイテクランドセガ」 渋谷のど真ん中でこの時代に「ホッケー始めました」をこんな大々的に謳う必要性があるのか謎だが、お店の気合が伝わってくるPOPである。 いらすとやの分布には「大空白地帯」がある。 まず前提として今自分が住んでいるのが東京なので現在収集している使用例のほとんどが東京、それも23区内だ。 活動を始める前の予想としては、皇居という「いらすとや空白地帯」が中央にあり、そのほかは満遍なく分布する「ドーナツ状」の分布になると予想していた。 以下の23区内の分布を見て欲しい。 皇居よりも大きい空白地帯が世田谷にある。 もちろん、23区内をくまなく探すことができているわけではないのでその影響もあるのだが、いくら探してもいらすとやが見つからない地域がある。 それが世田谷区南部、深沢を中心とした地域(大空白地帯)だ。 皇居の2倍はある広大な地域でいらすとやが確認できていない。 この地域のみなさま、いらすとや使用例募集しております。 いらすとやは基本的に駅周辺の市街地に多く、住宅街に少ない。 この地域には駅がないのでので密度が疎らになるのは当然なのだが、1つもないとは。 駒場にも空白地帯があるが、これは今後埋めることができるはずだ。 大学内にはかなりの確率でいらすとやが存在しているので駒場にある東京大学内には間違いなく、いらすとやがあるはずである。 将来、もしも 「世の中にあるいらすとやが全て爆発し、周囲1kmが吹き飛ぶ」という状況になったとしたら 『世田谷区・深沢にいると助かる』ということを覚えておこう。 皇居に逃げ込んでも助からないので気をつけて欲しい。 文化圏の違いから「アメ横」「竹下通り」にはいらすとやがない 渋谷や新宿、池袋にいらすとやが多いのは容易に想像ができる。 お店が多くてごちゃごちゃした市街地や商店街に多く、住宅街に少ない。 それは前段の通りだ。 しかし、そういう意味ではめちゃくちゃいらすとやがありそうな「上野・アメ横」「原宿・竹下通り」には意外にもほぼ存在してない。 竹下通りでは入り口の「タピオカドリンク」1点のみ 上野のアメ横周辺にも「ヨドバシカメラ」のみ 「サッカーショップKAMO」は竹下通りではないので除外すると、竹下通りには1点だけ。 アメ横には存在しない。 あの店舗密度とゴチャゴチャさを考えると、この2ヵ所には相当な密度で存在していると思って探したのだが、空振りに終わった。 不思議だ。 思うに「いらすとや」というのは今の20代〜40代くらいを中心に食い込んでいるもので、その世代から外れる文化圏だと使用例が少なくなるのかもしれない。 そして、上野のアメ横にはそもそも「イラスト付きのPOP」という概念がなかった。 文化が違うようだ。 一番デカイいらすとやは1. 5m 世の中にはPOPや張り紙の域を超え、店の顔である看板にいらすとやを採用してしまった「いらすとや看板」というものも少数だがある。 この『いらすとやマッピング』の記念すべき登録第1号もいらすとや看板である。 高田馬場「すっきリンパ」のいらすとや看板 しかもこのお店のすごいところは、いらすとや内にあるフリー素材をそのまま使ったのではなく、わざわざ看板用に新作を依頼し書き下ろしてもらっているのだ。 いらすとやには似たような素材はあるが、同じものはなく、イラストで着ている服がお店の制服と同じものになっている。 登録第1号にふさわしい気合の入ったいらすとや使用例である。 おそらくこの素材を元にお店専用イラストが書き下ろされている このようにオリジナル素材を使っているという例は他に知らないが、いらすとや看板自体はごく稀に発見することができる。 都立大学・健康堂整骨院 「マッサージを受けている男性」でのいらすとや看板 鶯谷のラブホテル・ストーリーでは「猫のカップル」で作られた看板が お店の看板だけではなく、商店街のマップ(左)や工事現場の告知看板(右)というパターンも。 工事現場は沖縄の方からの画像提供!! そして現時点で発見している最大のいらすとや看板がこちらだ。 マップ登録第100号 南浦和・株式会社アストンの求人看板。 店員さん系素材を2つ組み合わせている 看板自体も非常に巨大だ 使われているいらすとや素材のサイズは目算でおよそ1. 人間の実寸大のいらすとや 使用例となると、おそらく全国でも最大級のはずだ。 これを超える事例が今後見つかるだろうか。 各素材のページに公開日が書いてあるのだが、いらすとやにある最も古い素材が2012年1月25日公開の「節分系素材」と言われている。 2012年1月31年にアップされた節分系素材の1つ。 これらがいらすとや最初の素材とも言われる。 いらすとや使用例を収集する中でも新旧いろいろな年代の素材が発見されているが、その中でもいらすとやが始まった直後、2012年1月〜3月の素材を 「いらすとや黎明期素材」として特別視している。 現在のいらすとやのタッチとは微妙な違いがあり、長期連載している漫画の1話目のような違和感があり楽しい。 僕レベルになると見ただけで『これは2012年上半期だな』と判断できるようになる。 ほぼ同じ素材が12年と18年にアップされているのだが、こう比べるとタッチが変化しているのがよく分かる これまでに見つけた最も古い素材は2012年2月22日公開 「いらすとや黎明期素材」は数が非常に少なく上記含め6例見つかっていないのだが、整理していてあることに気がついた。 2012年3月23日公開の素材がそのうち半分を占めるのだ。 しかも2月22日が1例、3月8日が1例、3月22日が1例、3月23日が3例、と22日と23日がほとんどなのだ。 素材の系統はバラバラだが、なぜかどれも3月23日なのだ 2012年1月31日に最初にアップされた素材が「節分」で統一されていたのに対し、なぜか出現率の多い3月23日の素材はテーマがバラバラで統一性がない。 この日だけ発見例が多いのも謎だが、もしかしたらいらすとや黎明期にはまだ毎日素材がアップされていたわけではなく、素材を描き貯めたらいっぺんにアップ、という風に不定期更新だったのかもしれない。 今後また3月23日素材を見つけたら報告していこう。 どういうことかというと、アップされた後、わずかに修正が加えられている素材「マイナーチェンジ素材」がごく一部あるのだ。 その一例を見て欲しい。 ピンクベストの女性会社員の素材はなく、現在は黒で統一されている。 時世に配慮した変更か? 全体的にいらすとや初期なタッチだったが、現在のタッチに書き換えられている よくよく見ると業務用掃除機に「厚み」が描き足されている。 ものすごい微妙な変更! ここら辺はまだ分かる。 あとで作者のみふねさんが見て「もっとこういう感じにするか」と思ったのが伝わってくる。 修正を加えた理由が汲み取れるからだ。 しかし、なぜ変更が加えられているか理解の出来ない素材もある。 「ママ友」の素材だが右のママの服が緑から赤になっている。 その変更、何!? 使用例の方で治療されているのは女性だが、現在存在している素材では男性になっている。 2パターンあるわけではなく1パターンしかない。 なぜ男性に!? 困っている女性の顔の上にあるゴニョゴニョ線が微妙に違う!!! 最後の「困る女性」の素材に至っては、誰が気づくのかというレベルの変更である。 修正前の素材の何が気に入らなかったのか、こればかりは作者のみふねさんに聞いてみないことにはわからない。 何を思って変更が加えられたのか、この謎をいつかご本人にお会いできたら聞きたいと思う。 ここまでは街のいらすとや使用例を集めて分かったことを紹介したが、最後に500事例の中から特にユニークな事例を紹介する。 この「謎素材」の多さこそがいらすとやの面白さだったりするのだが。 日暮里の皮材料専門店「And Leather」のオポッサムの毛皮POP そもそも「オポッサム」って何だよ、という話だし、いらすとやサイドも「これ需要ないだろうな笑」と思って作ってそうな素材だが、しっかりとこの素材が必要な人は存在した。 オポッサムの毛皮を1000円で在庫処分する時に必要な素材だったのだ。 ようがナチュラル整骨院「赤ちゃんギャング」 「赤ちゃんギャング」という言葉は存在しない。 少なくとも検索しても出てこない。 なのにその言葉のイラストがあるのだ。 イラストから想像する限り、全然言うことを聞いてくれないイヤイヤしている状態の赤ちゃんをそう呼ぶのだろうか。 ちなみにEXIT・りんたろーが前に組んでいたコンビ名が「ベイビーギャング」だが関係はなさそうだ。 人形町・テトラ薬局 「ジャグリングをするカワウソ」 カワウソの習性を表したイラストですが、なぜ薬局のこのPOPに… 東新宿・永山免税店 「価格カルテル」 「値下げ」のイラストかと思いきや「価格カルテル」のイラスト。 しかし1年半もやっていると世の中に変化もある。 上野動物園・モノレール駅内「踊っているウサギ」 これは広大な上野動物園内の移動用として運用されてきたモノレールの駅にあったいらすとや使用例だが、昨年10月にモノレールが「運行休止」となったことで今は見ることができない。 しかもこの使用例はいらすとやの中で「うさぎのぴょこ」に並んでマスコット的なキャラクターである「うさぎ・いぬ・くま・ねこ」のキャラクター(個人的には「ずんちゃ隊」と呼んでます)の唯一の使用例だったので貴重な事例が消えてしまって悲しい。 そしてもう1つ、二度と見れなくなったいらすとや使用例が。 それは様々なドラマや映画でロケが行われた 神保町の老舗居酒屋「酔の助」。 神保町・酔の助 「目黒のさんま(落語)」 店を訪れた時点でかなりこの日付を過ぎていたので、ずっと貼ってあると判断し登録した「酔の助寄席」というイベントのお知らせ。 いい雰囲気の店内の、いい雰囲気のたばこ自販機(!)に貼ってある。 しかも、使われている素材は「目黒のさんま」という落語の内容を描いたイラストだ。 そんな素材までいらすとやにはある。 しかし、この事例もコロナ 禍いより「酔の助」閉店により見られなくなってしまった。 その中でも現実世界に堂々と登場してしまった事例もある。 勝どきと月島を結ぶ月島橋での使用例。 素材では事故前だったのが、ポスターでは事故後になって少年の顔がヤバイことになってます。 技巧派。 南北線・東大前駅のホームドア「このドアは開きません」のお断り。 右下の駅員さんを見つけて撮ったが「!マーク」もいらすとやでした。 この「合唱」の素材、いらすとやを見ると男女両パターンあるのですが、男女混声になった時それぞれの素材から選抜されているのですがメガネの女性が突然メガネを外して参加しています。 本気出したか。 浅草仲見世のお土産屋・小池商店さんのいらすとや刺繍ハンカチ。 お店のキャラクター「けろ吉」もみふねたかしさんの作品なのです イベントラウンジ「リンクカフェ」の説明書き。 青山という立地で行われる「東京で一番オシャレな恋活パーティー」と謳われてますが何かのケースにガムテで貼られたいらすとや、という異次元の組み合わせです。 長野県松本駅前にある農産物直売所の使用例。 芸術的! 渋谷・百軒店の入り口付近に貼られた「キレイに使っていただき、ありがとうございます」という4ヵ国語でのマナー啓蒙ポスター これも素材を組み合わせて、ほぼ絵画として使われています ただし「キレイに使って頂き…」というお礼も虚しくかなり散らかってました 以上がいらすとや500個集めてみた進捗報告でした。

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フリー素材「いらすとや」の作者は誰?サイトの疑問や謎のイラストも【スッキリ】

謎 いらすとや

もうちょっと源泉探索はお休み。 その代わりに他県に出かけることが出来なかったこの自粛期間も利用しつつ着々と進めていた別の活動がある到達点に達した。 その活動とは 「いらすとやマッピング」である。 まずはこちらを見てほしい。 「いらすとやマッピング」とは街中で使われている 『いらすとや』素材の使用例を集めて地図上にマークし、いらすとやによる世の中の侵食具合をモニターする、という個人的な取り組みだ。 地図上のいらすとやアイコンをクリックすることでどんな風に使われているかの写真と解説が見れるようになっている。 源泉探索活動を始めるのと同時期に始めた活動でtwitterなどで報告すること、500事例。 おそらく現時点でも現実世界のいらすとや使用例の収集数で言えば世界一のはずだ。 ただ、いかんせん集めたからといって何の需要もない。 「大島てる」のように事故物件がマップになっていると事故物件を気にする人には役立つだろうが、「いらすとやが使われている場所を知りたい」と思っている人は世界に0人である。 僕は何をやっているのだろうか。 どの街に探しに行っても、いらすとやが見つかるペースは毎回同じで「30分間街を歩いて1つ」だ。 そう考えると、500個探すのに250時間歩いていることになる。 使われているいらすとや素材が何か調べたり、マップへの登録作業を含めるとそんなものでは済まない。 いや、何やってんだこれ。 登録500号は中野区のウォーキングコース案内表示。 中野区のいろんな場所にありますが、代表として最初に見つけた「業務スーパー 中野弥生町」前を登録。 誰が見てるんだ。 2019年には1日1個、365個アップした。 頑張ったところで誰の需要にも応えない私的な活動だが、強いて言うなら「いらすとや」を運営されているイラストレーターのみふねたかしさんがこのマップを目にして微笑んでくれてたとしたら幸いである。 (みふねさん、見てますか…。 ) いらすとや使用例を500個集めた区切りとして【分布】【誰が使用しているか】【使用されている素材】【面白い使用例】などを整理してみたのだが、 いらすとやに関する新事実と大きな謎が明らかになった。 500個の事例を集める狂気がなければたどり着けない事実で、おそらくこの記事で初めて報告されるであろう知見も多いはずだ。 知ったところで皆さんの人生に何の役にも立たないが、まあ聞いて欲しい。 我が家のいらすとやファミリー• はじめに いらすとやの侵食具合がヤバい。 説明するまでもないが「いらすとや」は様々なイラスト素材を無料で提供する素材集サイトである。 使用制限はあるものの、商用・非商用にかかわらず無償で利用できること、そして何よりも圧倒的な素材数によって世間を席巻している。 現在は1日6素材がアップされているので1年で2000素材以上が増え続けている。 そして、いらすとやは少なくとも2012年から存在しているので、とんでもない素材量だ。 その素材量が生み出す「いらすとやで必要なイラストが全部揃うのでイラストタッチの統一が可能」、「背景が透過していることで組み合わせが容易」というメリットもあり、すごいスピードで普及していった。 いらすとや素材で大抵のことは再現できる 時事ネタやそれに対する風刺的なイラストも多く、当初はネットで話題になり目にすることが多かったが、2017年ごろからはテレビや街中でも一気に使われるようになった。 今では「目にすることがある」というレベルではなく「一日に一度は見るかも」という段階までフェーズは進んでいる。 社内にいらすとやを使った張り紙があるのでむしろ毎日見ている、という人も多いだろう。 恐ろしい侵食具合だ。 私見だが『ワイヤレスイヤホンをして虚空に向かってしゃべりかけている人』と同くらいのスピードで世の中に浸透した。 いらすとやマッピングのルール さて、まずはいらすとや使用例の分布状況を見ていきたいと思うが、その前にレギュレーションを説明しよう。 いらすとやマッピング活動においては以下のルールで街中の使用例を収集している。 (ex:書籍やチラシ、テレビ番組、ネット上での使用) 例 :『精神科医が導く「こころが疲れたなぁ」と思ったら読む本 』の表紙。 使用素材は「だるい人のイラスト(女性)」。 (ex:地域の掲示板、クリスマスなど季節限定もの、コロナ関連) 例 :コロナ対策としてファミマで使われている「ゴミ箱使用の一時停止」の張り紙(使用は「ビン・缶のゴミ箱のイラスト」) 例 :丸亀製麺の「学割キャンペーンPOP」。 ありがとうございます。 なるべくマッピングする意味があるように決めたルールだが、逆に言えばこれだけの制約を付けないと、とんでもない数のいらすとやが世にはあふれているのだ。 さあ、いよいよ、この大人の自由研究の成果を報告していこう。 いらすとや使用例を集めて分かったこと。 いらすとやが最も使われている業界は「不動産業界」 500個のうち「不動産屋さん」での事例が46件。 2位が「整体・マッサージ・リラクゼーション店」で18件なので不動産業界は圧倒的だ。 不動産屋さんには店頭に物件紹介を掲示するのが通例なのでその部分に使われていることが多いのだが、事例が多いだけにその中には極端な例もある。 これを見て欲しい。 鬼のような、いらすとや密度! 「エネルギー波を打つ人」や「強い企業戦士」など素材チョイスも広い。 人形町不動産というお店なのだが、なかなかお目にかかれない、いらすとや密度である。 「冬の新着物件」ということなので今は見れないとは思うが、他の時期でも確実にいらすとやを多用していると思う。 なぜなら、この店舗から歩くこと20秒という至近距離に人形町不動産の別店舗があるのだが、こうなっていた。 絶対、いらすとや好きのスタッフいるだろ… いらすとや密度では今のところ、この人形町不動産さんが間違いなくNo. 1である。 しかも、強いいらすとや愛が見える。 上記右のPOPなんて「ペット可物件」ということを伝えるために、こんなにいろんな犬種がいる必要なんてないのだ。 本来、1匹でいい。 なのに、わざわざ20種類以上の素材を組み合わせてPOPを作成しているのだ。 そのこだわりに不動産業界No. 1いらすとヤーの称号を贈りたい。 ヨドバシカメラがいらすとやで埋め尽くされている これはお気づきの方も多いかと思うが、ヨドバシカメラがいらすとやだらけになっている。 おそらく全店舗で採用されていて、どのお店でも大量にいらすとやPOPが使用されている。 1店舗での使用量という意味ではヨドバシカメラがダントツNo. 1である。 フロア紹介から各売り場のPOPまで至る所にいらすとや! ただし、こうなったのはここ数年であり、元々はこうではなかった。 この「いらすとや天国」状態になる前は別のイラストがヨドバシ内には溢れていた。 右のイラストに見覚えがある人も多いのでは 右の丸っこいイラスト、昔はヨドバシカメラに溢れていてヨドバシのキャラクターなのだと思っていたが、そうではなく「しみずけいた」さんというイラストレーターの作品である()。 実際、ヨドバシ以外でもいろんな場所で目にした。 つまり、ヨドバシがPOPに採用するイラストの素材元をしみずさんの作品からいらすとやに切り替えたのだ。 「街でよく見るあのイラスト」が移り変わると、その世相を反映してヨドバシのイラストも変わる。 世の中に遅れをとらないためのヨドバシの姿勢が感じられる変化である。 2台巨頭が夢の共演。 恐ろしい… 多種多様あるヨドバシのいらすとやPOPの中には謎のこだわりが感じられる作品もあった。 こちらを見て欲しい。 ヨドバシ内の洗濯機売り場で発見したPOP 洗濯槽が2つあるので洗濯物の洗い分けができる、という不思議な需要に応えた洗濯機。 「年頃の娘さんの衣類も洗い分けできます!」という非常に悲しい使用例が謳われています。 それだけで面白いのですが、使われているいらすとや素材「反抗期の娘と父親のイラスト」を確認すると、元素材のお父さんにはヒゲがなく、なぜかPOPにする際に父親にヒゲがモジャモジャに足されていることが分かります。 いる?その演出!? あまりに謎な加工です。 最も街で使われているいらすとや素材は「防犯カメラ」 使用例500個中、「防犯カメラ」の登場回数は最多の6回。 そんなに多くないな、と思うだろうか。 その通りである。 そもそも基本的に街で使われているいらすとや素材が被っていることがほとんどないのだ。 「6回」というのは登場回数として極めて異例であり、ぶっちぎりダントツだ。 つまり登場回数ダントツである防犯カメラ素材の汎用性がすごい、というのは正しい理解ではない。 500個集めてもほとんど被ることがない、いらすとやの莫大な素材バリエーションが怖い。 そういう理解でいいだろう。 渋谷区内の各所にある「落書き禁止」張り紙。 国や公的機関での使用例も非常に多いです。 と言っても、僕がそう呼んでいるだけなので誰も知らないはずだ。 どういうものかと言うと、男女・国籍・職業・年齢、さまざまな人が集まっている「集合している人たち」シリーズ や、ざまざまな人や動物が右手を広げて立っている「どうぞこちらへ」シリーズなどである。 トイレが店内に無かったり、扉が重かったり、営業時間外だったり、駐輪禁止をお願いしたり、全部で12個確認されている。 いらすとや「お辞儀シリーズ」 お客様に何かお願いしたり、お断りを入れたりと、いろんな所で我々の代わりにいらすとやキャラが頭を下げてくれている。 文字だけでは無機質になりがちな話題でいらすとやが和ませてくれているのだ。 お辞儀シリーズとは少し違うのだが、800m離れたファミマに同じような「謝罪」のいらすとや張り紙が。 この2店のオーナーが同じなのではと推理出来ます。 同じ素材が同じ場所で使われた最大数は「エアホッケー16連」 たまに、迫力を出すために同じいらすとや素材が連続して使われていることがある。 東銀座駅構内の「駆け込み乗車」5連 5連なんて事例は非常に珍しいのだが、これを大きく超える事例がこちらである。 「エアホッケー」の素材が10連…!? いや、まさかの16連!渋谷のゲームセンター「ハイテクランドセガ」 渋谷のど真ん中でこの時代に「ホッケー始めました」をこんな大々的に謳う必要性があるのか謎だが、お店の気合が伝わってくるPOPである。 いらすとやの分布には「大空白地帯」がある。 まず前提として今自分が住んでいるのが東京なので現在収集している使用例のほとんどが東京、それも23区内だ。 活動を始める前の予想としては、皇居という「いらすとや空白地帯」が中央にあり、そのほかは満遍なく分布する「ドーナツ状」の分布になると予想していた。 以下の23区内の分布を見て欲しい。 皇居よりも大きい空白地帯が世田谷にある。 もちろん、23区内をくまなく探すことができているわけではないのでその影響もあるのだが、いくら探してもいらすとやが見つからない地域がある。 それが世田谷区南部、深沢を中心とした地域(大空白地帯)だ。 皇居の2倍はある広大な地域でいらすとやが確認できていない。 この地域のみなさま、いらすとや使用例募集しております。 いらすとやは基本的に駅周辺の市街地に多く、住宅街に少ない。 この地域には駅がないのでので密度が疎らになるのは当然なのだが、1つもないとは。 駒場にも空白地帯があるが、これは今後埋めることができるはずだ。 大学内にはかなりの確率でいらすとやが存在しているので駒場にある東京大学内には間違いなく、いらすとやがあるはずである。 将来、もしも 「世の中にあるいらすとやが全て爆発し、周囲1kmが吹き飛ぶ」という状況になったとしたら 『世田谷区・深沢にいると助かる』ということを覚えておこう。 皇居に逃げ込んでも助からないので気をつけて欲しい。 文化圏の違いから「アメ横」「竹下通り」にはいらすとやがない 渋谷や新宿、池袋にいらすとやが多いのは容易に想像ができる。 お店が多くてごちゃごちゃした市街地や商店街に多く、住宅街に少ない。 それは前段の通りだ。 しかし、そういう意味ではめちゃくちゃいらすとやがありそうな「上野・アメ横」「原宿・竹下通り」には意外にもほぼ存在してない。 竹下通りでは入り口の「タピオカドリンク」1点のみ 上野のアメ横周辺にも「ヨドバシカメラ」のみ 「サッカーショップKAMO」は竹下通りではないので除外すると、竹下通りには1点だけ。 アメ横には存在しない。 あの店舗密度とゴチャゴチャさを考えると、この2ヵ所には相当な密度で存在していると思って探したのだが、空振りに終わった。 不思議だ。 思うに「いらすとや」というのは今の20代〜40代くらいを中心に食い込んでいるもので、その世代から外れる文化圏だと使用例が少なくなるのかもしれない。 そして、上野のアメ横にはそもそも「イラスト付きのPOP」という概念がなかった。 文化が違うようだ。 一番デカイいらすとやは1. 5m 世の中にはPOPや張り紙の域を超え、店の顔である看板にいらすとやを採用してしまった「いらすとや看板」というものも少数だがある。 この『いらすとやマッピング』の記念すべき登録第1号もいらすとや看板である。 高田馬場「すっきリンパ」のいらすとや看板 しかもこのお店のすごいところは、いらすとや内にあるフリー素材をそのまま使ったのではなく、わざわざ看板用に新作を依頼し書き下ろしてもらっているのだ。 いらすとやには似たような素材はあるが、同じものはなく、イラストで着ている服がお店の制服と同じものになっている。 登録第1号にふさわしい気合の入ったいらすとや使用例である。 おそらくこの素材を元にお店専用イラストが書き下ろされている このようにオリジナル素材を使っているという例は他に知らないが、いらすとや看板自体はごく稀に発見することができる。 都立大学・健康堂整骨院 「マッサージを受けている男性」でのいらすとや看板 鶯谷のラブホテル・ストーリーでは「猫のカップル」で作られた看板が お店の看板だけではなく、商店街のマップ(左)や工事現場の告知看板(右)というパターンも。 工事現場は沖縄の方からの画像提供!! そして現時点で発見している最大のいらすとや看板がこちらだ。 マップ登録第100号 南浦和・株式会社アストンの求人看板。 店員さん系素材を2つ組み合わせている 看板自体も非常に巨大だ 使われているいらすとや素材のサイズは目算でおよそ1. 人間の実寸大のいらすとや 使用例となると、おそらく全国でも最大級のはずだ。 これを超える事例が今後見つかるだろうか。 各素材のページに公開日が書いてあるのだが、いらすとやにある最も古い素材が2012年1月25日公開の「節分系素材」と言われている。 2012年1月31年にアップされた節分系素材の1つ。 これらがいらすとや最初の素材とも言われる。 いらすとや使用例を収集する中でも新旧いろいろな年代の素材が発見されているが、その中でもいらすとやが始まった直後、2012年1月〜3月の素材を 「いらすとや黎明期素材」として特別視している。 現在のいらすとやのタッチとは微妙な違いがあり、長期連載している漫画の1話目のような違和感があり楽しい。 僕レベルになると見ただけで『これは2012年上半期だな』と判断できるようになる。 ほぼ同じ素材が12年と18年にアップされているのだが、こう比べるとタッチが変化しているのがよく分かる これまでに見つけた最も古い素材は2012年2月22日公開 「いらすとや黎明期素材」は数が非常に少なく上記含め6例見つかっていないのだが、整理していてあることに気がついた。 2012年3月23日公開の素材がそのうち半分を占めるのだ。 しかも2月22日が1例、3月8日が1例、3月22日が1例、3月23日が3例、と22日と23日がほとんどなのだ。 素材の系統はバラバラだが、なぜかどれも3月23日なのだ 2012年1月31日に最初にアップされた素材が「節分」で統一されていたのに対し、なぜか出現率の多い3月23日の素材はテーマがバラバラで統一性がない。 この日だけ発見例が多いのも謎だが、もしかしたらいらすとや黎明期にはまだ毎日素材がアップされていたわけではなく、素材を描き貯めたらいっぺんにアップ、という風に不定期更新だったのかもしれない。 今後また3月23日素材を見つけたら報告していこう。 どういうことかというと、アップされた後、わずかに修正が加えられている素材「マイナーチェンジ素材」がごく一部あるのだ。 その一例を見て欲しい。 ピンクベストの女性会社員の素材はなく、現在は黒で統一されている。 時世に配慮した変更か? 全体的にいらすとや初期なタッチだったが、現在のタッチに書き換えられている よくよく見ると業務用掃除機に「厚み」が描き足されている。 ものすごい微妙な変更! ここら辺はまだ分かる。 あとで作者のみふねさんが見て「もっとこういう感じにするか」と思ったのが伝わってくる。 修正を加えた理由が汲み取れるからだ。 しかし、なぜ変更が加えられているか理解の出来ない素材もある。 「ママ友」の素材だが右のママの服が緑から赤になっている。 その変更、何!? 使用例の方で治療されているのは女性だが、現在存在している素材では男性になっている。 2パターンあるわけではなく1パターンしかない。 なぜ男性に!? 困っている女性の顔の上にあるゴニョゴニョ線が微妙に違う!!! 最後の「困る女性」の素材に至っては、誰が気づくのかというレベルの変更である。 修正前の素材の何が気に入らなかったのか、こればかりは作者のみふねさんに聞いてみないことにはわからない。 何を思って変更が加えられたのか、この謎をいつかご本人にお会いできたら聞きたいと思う。 ここまでは街のいらすとや使用例を集めて分かったことを紹介したが、最後に500事例の中から特にユニークな事例を紹介する。 この「謎素材」の多さこそがいらすとやの面白さだったりするのだが。 日暮里の皮材料専門店「And Leather」のオポッサムの毛皮POP そもそも「オポッサム」って何だよ、という話だし、いらすとやサイドも「これ需要ないだろうな笑」と思って作ってそうな素材だが、しっかりとこの素材が必要な人は存在した。 オポッサムの毛皮を1000円で在庫処分する時に必要な素材だったのだ。 ようがナチュラル整骨院「赤ちゃんギャング」 「赤ちゃんギャング」という言葉は存在しない。 少なくとも検索しても出てこない。 なのにその言葉のイラストがあるのだ。 イラストから想像する限り、全然言うことを聞いてくれないイヤイヤしている状態の赤ちゃんをそう呼ぶのだろうか。 ちなみにEXIT・りんたろーが前に組んでいたコンビ名が「ベイビーギャング」だが関係はなさそうだ。 人形町・テトラ薬局 「ジャグリングをするカワウソ」 カワウソの習性を表したイラストですが、なぜ薬局のこのPOPに… 東新宿・永山免税店 「価格カルテル」 「値下げ」のイラストかと思いきや「価格カルテル」のイラスト。 しかし1年半もやっていると世の中に変化もある。 上野動物園・モノレール駅内「踊っているウサギ」 これは広大な上野動物園内の移動用として運用されてきたモノレールの駅にあったいらすとや使用例だが、昨年10月にモノレールが「運行休止」となったことで今は見ることができない。 しかもこの使用例はいらすとやの中で「うさぎのぴょこ」に並んでマスコット的なキャラクターである「うさぎ・いぬ・くま・ねこ」のキャラクター(個人的には「ずんちゃ隊」と呼んでます)の唯一の使用例だったので貴重な事例が消えてしまって悲しい。 そしてもう1つ、二度と見れなくなったいらすとや使用例が。 それは様々なドラマや映画でロケが行われた 神保町の老舗居酒屋「酔の助」。 神保町・酔の助 「目黒のさんま(落語)」 店を訪れた時点でかなりこの日付を過ぎていたので、ずっと貼ってあると判断し登録した「酔の助寄席」というイベントのお知らせ。 いい雰囲気の店内の、いい雰囲気のたばこ自販機(!)に貼ってある。 しかも、使われている素材は「目黒のさんま」という落語の内容を描いたイラストだ。 そんな素材までいらすとやにはある。 しかし、この事例もコロナ 禍いより「酔の助」閉店により見られなくなってしまった。 その中でも現実世界に堂々と登場してしまった事例もある。 勝どきと月島を結ぶ月島橋での使用例。 素材では事故前だったのが、ポスターでは事故後になって少年の顔がヤバイことになってます。 技巧派。 南北線・東大前駅のホームドア「このドアは開きません」のお断り。 右下の駅員さんを見つけて撮ったが「!マーク」もいらすとやでした。 この「合唱」の素材、いらすとやを見ると男女両パターンあるのですが、男女混声になった時それぞれの素材から選抜されているのですがメガネの女性が突然メガネを外して参加しています。 本気出したか。 浅草仲見世のお土産屋・小池商店さんのいらすとや刺繍ハンカチ。 お店のキャラクター「けろ吉」もみふねたかしさんの作品なのです イベントラウンジ「リンクカフェ」の説明書き。 青山という立地で行われる「東京で一番オシャレな恋活パーティー」と謳われてますが何かのケースにガムテで貼られたいらすとや、という異次元の組み合わせです。 長野県松本駅前にある農産物直売所の使用例。 芸術的! 渋谷・百軒店の入り口付近に貼られた「キレイに使っていただき、ありがとうございます」という4ヵ国語でのマナー啓蒙ポスター これも素材を組み合わせて、ほぼ絵画として使われています ただし「キレイに使って頂き…」というお礼も虚しくかなり散らかってました 以上がいらすとや500個集めてみた進捗報告でした。

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